『西野梅林』は三原市水道部、西野浄水場に隣接した梅林じゃ。
現代では学問の神として有名な菅原道真が平安時代にこの付近へ立ち寄った際に梅を植えたとの言い伝えが残っとるんじゃけど、それ以降から梅の木が植えられるようになったそうで江戸時代までは多くの梅林が存在しとったそうじゃ。
江戸時代以降は建築物が増え梅林はしだいに消えていったんじゃけど、かつての光景を取り戻そうと「西野梅林を愛する会」の方々が梅を植え育てる活動を頑張っとる。
西野梅林へのアクセスや駐車場など
住所 | 広島県三原市西野5丁目14−1 |
---|---|
入園時間 | 特に決まりなし |
駐車場 | あり(無料) |
西野梅林へ行くには三原市水道部、西野浄水場を目指せばええ。
梅林の見学時間に決まりはなく24時間OKなんじゃけど常識的な範囲の時間に訪れるようにしよう。
駐車場は梅林のすぐ目の前にあり、かなりの台数の車が止めれるぞ。
『西野梅林』梅の花見で早春を感じる!
三原市水道部、西野浄水場の建物を右手に見ながら真っすぐ坂を上っていくとすぐに左手に広い駐車場、そしてその奥に西野梅林。
下の写真の通り梅林の目の前が駐車場じゃけん足腰が不自由な人でも駐車場から梅の花を楽しめるぞ。
西野梅林の手作りの看板。
”西野梅林を愛する会”と地元の小学生により梅の木を通して色々な活動をしとるそうじゃ。
梅の散歩道を歩く。
白梅と紅梅が並んで植えられとるんじゃけど、紅白の花トンネルを進むと梅の花のええ香りが漂う。
入り口から梅林の奥までは最も長い箇所で約60mほど。
梅林はそこまで規模は大きくはない。
これだけの為に三原に訪れる程ではないが、梅の咲く時期には三原市本町で”お雛まつり”が開催されるけんあわせて観光するとええじゃろう。子供が作った石でできたお雛様がとても可愛いけんの!少し足をのばせば竹原観光もできるぞ。
梅の品種はようわからんが何種類か植えられとるようじゃの。
花が咲くタイミングが違うようでまだツボミの梅の木もあった。赤いのと白いのくらいしか区別がつかんわい。
まだツボミの木も多かったんじゃけど駐車場側はほぼ満開じゃったけん、中々ええタイミングでこれたようじゃのった。
一緒に連れてきた子供にも梅の花のにおいを嗅がせた。色々な事を体験させてやりたいもんじゃ。
三原市水道部、西野浄水場。西野梅林の対面はこの景色。
最後に
西野梅林への行き帰りには西野川沿いやそれ以外の場所でも梅の花が咲いとるのをよう見かけた。
”西野梅林を愛する会”の方々が頑張って梅の木を植えとるんじゃろうの~。
西野の地区では子供たちと梅の実を収穫して梅干しや梅ジュースを作ったりしとるそうじゃ。(俺なら梅酒にしたいが)
自分の手で収穫し、自分で調理し、自分でそれを食するのは子供らにとってええ経験になるじゃろう!
なんと「うめいっきくん」という名前の西野梅林のイメージキャラクターも考案されとるとのこと。三原市をうろうろしとったらいつかどこかで出会えるかもしれんの!