『神ノ倉山公園』珍しい丸い藤棚、絶景のパラグライダー離陸場!!

神ノ倉山公園、特徴的な丸い藤棚

神ノ倉山公園』は広島県の安佐北区白木町と安芸高田市向原町の境界に位置する神ノ倉山(標高561.5m)の山頂付近に作られた公園じゃ。(後述するけど驚く事に個人が作った公園じゃ)

今回は他ではお目にかかれん丸い藤棚(ふじの傘)を見に行ってきたんじゃけど、パラグライダー離陸場からの眺めも最高じゃったわい!

桜、ツツジ、藤、ハンカイソウの花が春から徐々にいていくけん、花の時期に行くのがええじゃろう。

秋から冬にかけては山の西側に位置する白木町、向原町が雲海に沈み幻想的な光景を望む事ができるぞ。(荒谷山の方が有名じゃけど神ノ倉山からも雲海は見れるけんの)

神ノ倉山公園へのアクセス等

神ノ倉山公園について

『神ノ倉山』の表記は神ノ倉山、神の倉山、神乃倉山と様々じゃ。本記事は国土地理院の地図表記に従い『神ノ倉山』としたんじゃけど、引用部分は元情報の表記を使用する。(公園内の案内板には神乃倉山と表記されているものが多い)

※藤棚は神ノ倉山山頂付近と標高が高い場所にあるけん花の見頃は沿岸部に比べ十日前後遅い。

 

神乃倉山公園案内

神乃倉山は、標高561.5メートルの山で、古代より信仰の山として敬拝され平安時代には厳島神社の神領となり、山頂近くの大きな岩の間に神乃倉神社(日の宮鳥権現)が祭られてあり参道は椿の林がある。

山頂一帯は白木町井原に在住の(故)谷岡国一氏が、昭和30年より一代で作り上げた私有の公園であり、約600ヘクタールの広さに春は梅、桜、つつじ、さつき、こぶし、しょうぶ、ふじの花を見る事ができ、夏は若者のキャンプやオートキャンプ場としてテントの花が咲き、秋にはモミジの色鮮やかな紅葉を見る事ができ、山頂からの雲海や夕日はことのほか素晴らしい。

山からの眺望も晴れた日には瀬戸の海、広島湾をはじめ中国山脈の山々と山陰の三瓶山をも望むことができ、なだらかな山は幼児から高齢者まで気軽に登山、ハイキングができる格好の場所として広島市内をはじめ近郊の愛好者に親しまれ、この山には全国指折りのハンググライダーとパラグライダーのテイクオフ場(飛び立つ場所)があり近県はもとより全国各地からフライヤーが集まり晴れた日には多くの機種が青空に色とりどりの傘を広げて飛び交う壮大な姿を見ることができる。

現地看板「神乃倉山公園案内」より抜粋

 

公園の持ち主の谷岡さんが亡くなられてからは公園を維持管理する者がおらず、現在は有志の方々の努力で公園の維持管理をされとるそうじゃ。

藤棚は劣化が酷かったんじゃけど、井原地区連合自治会、ひと・まち広島未来づくりファンドHm2、一般の方の資金援助により平成28年に修繕する事ができた。

一個人の公園ということで公共からの定期的な支援が受けれんそうじゃけん、公園に訪れた際には「支援金箱」に一人100円の支援金を入れてくれーの。(100円より多く入れてもかまんぞ!俺は少し多めに入れた。)

神ノ倉山公園の園内マップ

神ノ倉山公園は約600ヘクタールもある広い公園じゃ。
神ノ倉山公園の園内マップ

神ノ倉山公園へのアクセス

広島市安佐北区白木町井原と安芸高田市向原町の境界

 

神ノ倉山公園へのアクセスはJR芸備線”志和口駅”方面から県道328号線を北へと三次方面に向かうルートと、JR芸備線”向原駅”方面から南に県道80号線を経由して県道328号線を通り広島方面へ向かうルートがある。

 

 

JR芸備線”志和口駅”方面から県道328号線で山頂まで向かうルートは道路が非常に狭いけん運転が苦手な人は”向原駅”方面から行った方がええぞ。離合が必要になった場合は離合可能ポイントまでどちらかの車が細い道をバックで下がる必要がある。

俺は「車なんか多少、木や岩にこすってもええわい」くらいの気持ちで運転しとって多少道路が細くても気にならんけんJR芸備線”志和口駅”方面から県道328号線を通って神ノ倉山公園へと向かった。

道中の県道328号線は下の写真の様に車一台しか通れん区間が約2km続くけん、運転に自信がない人は向原駅方面から行った方がええぞ。

どんな道か気になる人は”県道328号線google mapのストリートビュー”で確認できるけんの。
JR芸備線”志和口駅”付近から県道80号線を通り、神ノ倉山公園へと向かう

 

 

道が広くなるところで小鹿と遭遇した。山奥は動物もようけおるけん運転は慎重にの。

車から降りても鹿は逃げんかったけん2、3歩近づいてみたら林の中にゆっくりと消えて行った。
県道80号線を通り、神ノ倉山公園へと向かう最中に鹿と出会った

 

 

県道80号線が広くなり集落に入ると「神ノ倉山公園」への分岐がもうすぐじゃ。
県道80号線を通り神ノ倉山公園へ

 

 

しばらく進むと『神ノ倉山公園』へと向かう交差点がある。

「望月前青木商店」の目の前の十字路じゃ。看板が控えめじゃけんボケーっとしとったら通り過ぎてしまうけん注意しながら進もう。下の写真右側に見えるのが「望月前青木商店」じゃ。

この十字路を下記の赤矢印の方へ左に(西方向)曲がって山頂を目指す。
神ノ倉山公園への分岐「望月前青木商店」

 

 

ここから山頂までまた道が細くなるけんゆっくり安全運転での。まあ、対向車が来ることはほぼ無いけん心配は無用じゃろう。
神ノ倉山公園への分岐「望月前青木商店」

 

 

目の前から対向車が来たらバックせんといかん事もある。念の為、離合できるポイントを確認しながら進んだほうがええじゃろうの。
神ノ倉山公園への道のり

 

 

「望月前青木商店」の十字路から約1.5km上ると『神ノ倉山公園』へ到着じゃ!

下の写真、左側に進んで行くと藤棚やパラグライダー離陸場などがあるけんの。
神ノ倉山公園へ到着

『神ノ倉山公園』のパラグライダー離陸場で絶景を眺める!

神ノ倉山公園に到着し先ほどのT字路を左手に進むと直ぐにまた分岐がある。

藤棚に行くには山頂へ向かって真っすぐ進むんじゃけど、看板の「宇宙広場」という文字が気になった。

せっかくじゃけん寄ってみることに。
神ノ倉山公園、宇宙広場

 

 

中へ進むと背の高い灯篭?が目に飛び込んできた。星をかたどった飾りもついとって宇宙観を演出しとるようじゃ。
神ノ倉山公園、宇宙広場

 

 

自分が車で上ってきた道の方へ眼をやると、人間が入って風呂にできるぐらいの大きな釜が置かれとるんじゃけど、これはいったいどういうことじゃ?

想像を巡らせたら必ず宇宙に通じる何かがあるハズじゃ!

じゃけど残念ながら俺の頭には何も浮かんでこんかった・・・
神ノ倉山公園、宇宙広場

 

 

それから反対側を見てみると御影石で作られた丸いオブジェが鎮座しとる。ひょっとして太陽と地球の位置関係を表しとるとかか?詳細は不明じゃ。
神ノ倉山公園、宇宙広場

 

 

宇宙広場を後にして山頂方面へと向かう。道は細いけんゆっくり安全運転で。

まあ、この写真撮っとる時点で朝6時30分じゃけん、そがな早い時間に来るもんなんか俺以外にはおらんけどの。

雲海が見える時期じゃったら日の出前からカメラマンがおるかもしれんがのう。
神ノ倉山公園の道路

 

 

しばらく進むと「夕日のカーブ」があった。その名の通りここからは夕日が綺麗に見えるんじゃろうの~。

俺は朝日が上った直後に来とるけん夕日は今回はパスで。しかしええ空じゃ。
神ノ倉山公園、夕日のカーブ

 

 

道路の上に架かる赤い橋は「さくら橋」。桜の咲く時期にはここから見事な景観が望めるんじゃろうか?
神ノ倉山公園、桜橋

 

 

道路沿いに植えられたツツジがお出迎え~。
神ノ倉山公園、ツツジの花

 

 

「神乃倉山」山頂の碑。道路沿いにあるけん道なりに進んどったら右手にあるぞ。
神ノ倉山公園、山頂の石碑

 

 

山頂の碑のすぐそばから素晴らしい眺望!
神ノ倉山山頂の碑からの眺望

 

 

藤棚とパラグライダー離陸場はこの先じゃ。山頂の碑から先は未舗装となる。
神ノ倉山公園、藤棚へ向かう道中

 

 

道中には「被爆レンガ」あり。

このレンガは広島南道路の建設のために取り壊された宇品陸軍糧秣支廠倉庫(うじなりくぐんりょうまつししょうそうこ)の物で、建物はかつて戦地に送る食料の保管庫として使用されとったそうじゃ。

被爆の事実を後世に伝え、悲惨な戦争を繰り返すことがないようにと願いをこめてここにモニュメントとして設置されとる。
神ノ倉山公園、被爆レンガ

 

 

山頂の碑から約100m進んだ所で分岐があり左上ってゆけば藤棚へ、右に降りてゆけばパラグライダー離陸場へとたどり着く。

朝早かったせいで藤棚にはまだ太陽の光がさしてなかったけん、先にパラグライダー離陸場の景色をゆっくりと楽しむ事にした。
神ノ倉山公園、藤棚とパラグライダー離陸場の分岐

 

 

分岐から約400m進むとパラグライダー離陸場に到着!

パラグライダー離陸場の直ぐ手前には「ハンカイソウ群生地」があるんじゃけど、現地の案内板によれば6月10日頃に黄色い花が咲くらしぞ。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場付近にはハンカイの群生地があった

 

 

ありがたい事に見学や写真撮影はご自由にとのこと。マナーを守って迷惑かけんようにの。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場

 

 

離陸場は芝生で覆われた滑らかな斜面になっとってテイクオフしやすそうじゃ。維持管理大変じゃろうの~。

端っこの方はストンと落ちとるけん、うっかり転げ落ちんようにの擦り傷程度じゃすまんぞ。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場

 

 

北側の眺望。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場からの眺望

 

 

西~南側の眺望。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場からの眺望

 

 

恐る恐る端の方まで行って撮影。ここからも夕日が綺麗に見えそうじゃのう~。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場からの眺望

 

 

目の前の荒谷山にあるパラグライダー離陸場もよう見える。朝早いけん向こうも誰もおらんようじゃ。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場から荒谷山を望む

 

 

山頂でボケーっと景色を眺めとったらガタンゴトン音がしてJR芸備線の列車がやってきた。のんびりしとってええの~。
神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場から芸備線を望む

神ノ倉山公園、パラグライダー離陸場から芸備線を望む

 

太陽がだいぶ高くまで登ってきたけん藤棚へと向かうことにした。

 

『神ノ倉山公園』の藤棚!

藤棚にやってきた時点で朝8時前頃じゃったんじゃけど、中央の特徴的な丸い藤棚(ふじの傘)にはまだ殆ど太陽光は当たっとらんかった。9時過ぎんと全体には日が射さんようじゃ。

下の写真は藤棚のほぼ全体を写しとるんじゃけど、帰る時に撮ったけん中央の藤棚にもだいぶ光があたっとる。この時点で8時30分位じゃ。

ほんまはまんべんなく太陽の光が当たった状態の藤棚の写真を撮りたかったんじゃけど諸事情により泣く泣く帰路に着いた。

ここの少し小高くなった場所に三角点も設置されとった。
神ノ倉山公園、藤棚

 

 

花の咲き具合は木により多少ばらつきがあったんじゃけど、今年は桜も同じ場所に生えとっても木により開花状況にバラツキがあったけん気象条件に左右されたんかもしれんのう。

蜂さんが早朝からせっせと蜜を集めとったわい。
神ノ倉山公園、藤棚

 

 

藤棚の下には大きな岩とツボが配置されとった。多分、テーブルと椅子がわりなんじゃろうの。

次回来た時はのんびりここで昼飯でも食おうかの~。
神ノ倉山公園、藤棚

 

 

青空に映える藤の花。
神ノ倉山公園、藤棚

 

 

手前の藤の花、奥にツツジの花。ええ時期に来たのう。
神ノ倉山公園、藤棚

 

 

白い藤もあったんじゃけどほとんど咲いとらんかったわい。まだ咲始めという感じじゃった。
神ノ倉山公園、白い藤

 

 

特徴的な珍しい丸い藤棚(ふじの傘)。

以前から藤の開花時期これを見に来たかったんじゃけどやっと来ることができたわい。前に神ノ倉山公園に来たんはもうかれこれ20年前じゃ。月日が経つのはホンマに早い。
神ノ倉山公園、特徴的な丸い藤棚(ふじの傘)

 

 

見頃じゃのう。満開じゃろうか?少し早いか?

現地の案内板の写真を見るともう少し花が長く垂れてきそうじゃったんじゃけどのう~。写真の撮り方でそう見えるんか?

それでも他所ではこんな藤棚ないけん珍しいええもんが見れたわい。
神ノ倉山公園、特徴的な丸い藤棚(ふじの傘)

 

 

藤棚の周囲を360°ぐるりと回りながらじっくりと花を楽しませてもろうた。
神ノ倉山公園、特徴的な丸い藤棚(ふじの傘)

 

 

魚眼レンズで背景も広く入れて。
神ノ倉山公園、特徴的な丸い藤棚(ふじの傘)

最後に

藤棚の規模としてはそこまで大きくはないんじゃけど、特徴的な丸い藤棚(ふじの傘)は他では見ることができんけん神ノ倉山公園に来る価値は十分あるじゃろう。

パラグライダー離陸場からの景色も最高じゃしの!

ただし、道がぶちせまいけん運転に自信がない人は誰かに連れて行ってもろうたほうがええかもしれんのう。

 

 

この神ノ倉山公園を存続させるために地域の有志の方達が頑張っとるんじゃけど、資金や人手不足の問題でこの先公園が閉鎖になる可能性もある。この藤棚を見てみたい人は行ける時にすぐ訪れたええかもしれんぞ。

来年の春は神ノ倉山公園に桜も見に行ってみるとするかのう~。

 

 

井原側からは登山道もあるけん元気な人は山登りにもチャレンジしてみてくれ。(俺は車道がある車で上がれる山には車かバイクで上がるけど・・・)

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