
知る人ぞ知る渓谷、いや、地元の人しか知らんじゃろう大谷川(おおたにがわ)の渓谷に行ってきた。
魚切りダムの方から向かうと、県道77号線沿いの法隆寺の所で左に曲がって山の方へ進んでいくと渓谷にたどり着ける。西風新都からじゃと、県道71号線から県道77号線を通ってやはり法隆寺の所で今度は右折で進んでいく。
「大谷川の渓谷」の近くには「吉山 BIANCO」と言うオシャレなレストランがあるけん、渓谷に行ったついでに寄ってみたらええ。二年ぐらい前に夜に飯を食いに行ったんじゃけど、そこまで値段も高く無いし、お店の雰囲気も中々えかった。
渓谷には名前のついた滝が三つ程ある。「大谷川の渓谷の滝」と「まきのおの滝」と「五段返しの滝」じゃ。
大谷川の渓谷へのアクセス
渓谷の場所はココ。
県道77号線沿いの法隆寺の横の道を北西方面に入っていく。 案内板が一応、あるんじゃけど控え目な看板じゃけん、まず見落とす。
曲がってすぐに立派な地図があるんじゃけど、これも鈍感な人は見落とすじゃろう。
約200M進んだ所でY字路になるけんコレを右に進む。解らんじゃろうけど、この写真内に一応看板が写っとる。
進んでいくと目の前に民家が現れる。
民家まで進んでいくと、一瞬、「え?ここ通ってえんか?私有地じゃないんか??」と思うような地形じゃけど、その先に「大谷川の渓谷」があるけん、どんどん進んでいく。
民家を過ぎると谷の中。木の背も高いし薄暗い感じの道になる。右手に川が見えてきて、渓谷が現れる。
滝大谷川の渓谷、散策スタートじゃ!
大谷川の渓谷の滝
しばらく進むと(5分位か)最初の滝「大谷川の渓谷の滝」が現れる。このネーミングセンスが好きじゃのう。
「大谷川の渓谷の滝」 滝の下に降りてみた。この日は水量が少なかったけん、滝の下を自由に移動が出来た。
石畳
まきのおの滝
「大谷川の渓谷の滝」から更に5分ぐらい上がると「まきのおの滝」。
「まきのおの滝」 う~ん。この日は水量が少ないけんいまいちじゃのう。この滝は雨の後、見に来た方がええの。
再訪した「まきのおの滝」
五段返しの滝
再訪した時の「五段返しの滝」の様子。
階段を降りて下からも撮影した。
「五段返しの滝」で車道は終わり。東郷山への登山道があるんじゃけど、年に何人がこの登山道を利用するんかのう。この渓谷には3、4回来たことがあるんじゃけど、人に出会った事は一回もない。
最後に
無名な渓谷、誰も知らない渓谷を求めとる人には(マイナー渓谷マニア?)うってつけの渓谷じゃろう。
渓谷の規模は小さいんじゃけど、川に降りて気軽に遊べるし、(普通の人は降りんか!?)何より人が少ないと言うか、誰もおらんけんプライベート渓谷気分が味わえるぞ。
元気な人はここから東郷山に登って「四本杉」を目指すというプランもある。 もし行く人は、道も狭いし民家もあるけんくれぐれも安全運転で行くんで。