大三島から「しまなみ海道」の生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋を眺めるなら、道の駅「多々羅しまなみ公園」がお勧めじゃ。
レストラン、売店、レンタサイクル、トイレなどの施設があるけん、大三島に観光に来た際には先ずは立ち寄ってみよう。
道の駅「多々羅しまなみ公園」から少し離れた高台には、「多々羅展望台」もあり、訪れる人は少ないんじゃけどここも中々の景色じゃ。
「多々羅展望台」までは車でも行けるんじゃけど道が狭いけん、時間に余裕がある人は道の駅「多々羅しまなみ公園」に車を止めてから歩いて行ってもええかも。二つの施設の距離は約400mじゃ。
道の駅「多々羅しまなみ公園」
道の駅「多々羅しまなみ公園」へのアクセス
愛媛県今治市上浦町井口9180−2
「しまなみ海道」の大三島ICを降り、料金所から出たすぐの信号を左に曲がって国道317号線を約300m進むと右手に「多々羅しまなみ公園」がある。
駐車場は建物の目の前にあるんじゃけど、繁忙期は満車になることがある。じゃけど、道を挟んで向かい側にも多くの駐車場があるけん車が止めれんことはないじゃろう。
「多々羅しまなみ公園」には「サイクリストの聖地の碑」や「しあわせの鐘」などもある。
「多々羅しまなみ公園」から多々羅大橋を望む
レストラン、売店の前の駐車場が満車直前じゃったけど、なんとか車が止めれた。
「多々羅しまなみ公園」は人気があるようで多くの人が訪れとった。車で来た人、バイクで来た人、自転車で来た人と皆それぞれの旅を楽しんどるようじゃの。
建物の裏、つまり海側に出てみると多々羅大橋が目の前に雄大にそびえ立っとった。
この日は空も青く、素晴らしい絶景じゃ。
海に飛び込んで橋の下を泳いでみたくなるような晴天!実際にはそんなことは絶対に出来んがの。
海岸沿いには遊歩道が整備されとるけん、雄大な多々羅大橋を眺めながら散歩することができる。
「多々羅しまなみ公園」内にある「しあわせの鐘」はかなり大きな音が鳴るけん、ゆっくりと鳴らそう。
しあわせの鐘
この鐘は「しあわせの鐘」。
鳴らすと、しあわせがもっと近づき、そして、もっと大きな実を結ぶふしぎなふしぎな「しあわせの鐘」です。
ひとりで鳴らすと、ひとりのしあわせ。ふたりで鳴らすと、ふたりの幸せ。みんなで鳴らすと、みんなのしあわせ。ひとりで、ふたりで、みんなで、ここへきて「しあわせの鐘」を鳴らしてください。この鐘の音が、あなたを、きっとしあわせにします。「しあわせの鐘」はフランス生まれ。
鳴らす人のしあわせを祈念して、ノルマンディーで鋳造されました。そして、多々羅大橋とノルマンディー橋の姉妹橋提携記念として、この海光の地、多々羅に設置するものです。「しあわせの鐘」上浦町の説明文より
幸せになりたい・・・。いや、こんなのんきなブログを書ける環境は十分幸せじゃの。
続いて「サイクリストの聖地」碑に行ってみた。
この石碑は「瀬戸内の島々をつなぎ未来へと運ぶ架け橋」をイメージしとるらしい。
自転車で大三島に訪れる人は、この石碑の前で記念撮影するんじゃろうの。
「サイクリストの聖地」碑 CYCLIST’ SANCTUARY
この記念碑は、瀬戸内しまなみ海道復興協議会と台湾サイクリスト協会が、2014年10月25日に、瀬戸内しまなみ海道と日月潭(にちげつたん)のサイクリングコースとの姉妹自転車協定を締結したことと、同年10月26日、国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」が開催されたことを記念するとともに、瀬戸内しまなみ海道が「サイクリストの聖地」として、多くの人に愛されることを願い建立したもである。その造形は、瀬戸内の島々をつなぎ未来へと運ぶ架け橋を、今治市産の大島石により表現したものである。
「サイクリストの聖地」碑説明文より
「サイクリストの聖地」碑の付近には不思議な人型のプレートがあるのうと思うとったら、なんと自転車を立てておくスタンドじゃった。
これらの人型の自転車スタンドは「6人のシクロ・ツーリスト」と言うタイトルの作品で、「今治サイクルスタンド・デザインコンテスト」で最優秀賞を受賞した馬場さんと言う人がデザインしたもので、しまなみ海道の複数の場所に設置されとる。
「6人のシクロ・ツーリスト」と言う作品タイトルの通り、6種類の人型自転車スタンドがあり、それぞれ「MR.OMISHIMA」「MR.HAKATAJIMA」「MR.OSHIMA」「MS.NAMIKATA」「MS.IMABARI」」「MS.FUKIAGE」と名前がつけられとる。
続いて「多々羅展望台」へと移動した。
「多々羅展望台」
「多々羅展望台」へのアクセス
愛媛県今治市上浦町井口
道の駅「多々羅しまなみ公園」から約400mと近いんじゃけど、俺は車で行くことにした。
車で村上三島記念館へ向かって坂を上っていくとすぐに四叉路の分岐が現れる。Uターンするように左に進むと村上三島記念館で、目の前の道を右に進むと「しまなみ海道」の歩行者・自転車・小型自動二輪の入口。左に進むと多々羅展望台へと向かうことができる。
下の写真の場所がその四叉路なんじゃけど、ここから道が一気に狭くなり対向車が来た場合は離合が困難じゃ。安全運転でゆっくり進もう。
四叉路から約250mで多々羅展望台に到着じゃ。駐車場はあまり大きくないけん停めれて車5,6台と言ったところか。
まあ、あんまり人が来ることはないけん、車が停めれんなんて事はまずないじゃろう。
「多々羅展望台」から多々羅大橋を望む
駐車場から階段を上って多々羅展望台へとむかう。
遠望台は二階建てで、一階は壁がありガラス張りになっとっるけん、冬の寒い時期は一階から多々羅大橋を見ると寒くなくてええかもしれんのう。
今回は一階には目もくれず、二階へと階段をすぐに上った。
そして、これが「多々羅展望台」からの眺めじゃ!多々羅大橋が近い!!
さっきまでおった道の駅「多々羅しまなみ公園」を見下ろす。奥に大島が見えとるの。
北の方角を見るとヒョウタン島が見え、さらに奥には幸陽ドックが見える。
展望台は標高が少し高いので海を見渡すことができる。時間に余裕がある人は展望台にも是非、寄ってみてくれ。
多々羅展望台からの動画
2020年の元旦に「多々羅展望台」へ初日の出を見に行ってきたぞ!
普段から日の出をよう見るけん別に初日の出なんか見んでもええかと思うとったんじゃけど、何故か4時頃目が覚めたけん家から出てみることにした。
因島(白滝山)に行くか大島(亀老山)に行くかと悩んだんじゃけど有名どころは人が多いじゃろうけん大三島の多々羅展望台へ。
初日の出の太陽が顔を出す時刻は7時15分前後。展望台には日の出の20分前に到着。
展望台に上がってみると10人くらいおったんじゃけど、初日の出直前には2,30人くらいになったかのう。まあ、ぎゅうぎゅうで窮屈という程ではなかった。
遠く四国の山の上には雲がかかっとったんじゃけど、予想時刻よりも10分程度遅れて初日の出を拝むことが出来た。
来てえかったのう~。
多々羅展望台のすぐそばまで車で行けるんじゃけど、道も狭いし人が多いけん元旦の朝は下に車を止めて歩いて上がった方がええじゃろうの。
最後に
「しまなみ海道」と言えば、来島海峡大橋が最大で見ごたえもあるんじゃけど、バランスの良さでいうと今回見た多々羅大橋がええじゃろうのう。(多々羅大橋は夜景もええぞ。)
日本最長の斜張橋である多々羅大橋は、逆Y型下絞り基部拡張形式となった200mを超える主塔、そしてその主塔から規則的に配置されたケーブルがとてもバランスがよく美しい。
ちなみに多々羅大橋を歩いて渡り、主塔の真下で手を叩いて音を鳴らすと鳴き龍現象の「多々羅鳴き龍」を体験することができる。
「しまなみ海道」に来た際には大三島ICを降りて「多々羅しまなみ公園」と「多々羅展望台」によってみてくれ。大三島には他にも「大山祇神社」、「大三島藤公園」、「入日の滝」、「伯方の塩の工場」、「ところミュージアム」等色々と見所があるけんの。
元気がある人は自転車で「しまなみ海道」横断チャレンジ!
時間がなくてどうしても一か所しか行くことが出来んとしたら、とりあえず大島の「亀老山展望公園」に行くことを全力でお勧めする。
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