しまなみ海道、大三島の『入日の滝(いりひのたき)』と『台ダム(うてなだむ)』に行って来た。
『入日の滝』は滝山寺の境内にある滝で落差が約15mあり、夕暮れ時に夕日が当たり滝を照らす事から名づけられた。滝から直ぐ近くにある『台ダム』にはソメイヨシノや陽光桜がダム周辺に植えられとって、桜の時期は絶景となる。
三月最後の土、日で桜には早いかとは思うたんじゃけど、今年は雪も少なく暖冬じゃったけん、いつもより少し早く桜も咲くかと期待しとったんじゃけど、ソメイヨシノはまだ蕾。開花時期の早い陽光桜でも、大半は蕾で数本のみ咲い撮るという状況じゃった。
入日の滝
『入日の滝(いりひのたき)』へのアクセス
愛媛県今治市大三島町台1244(住所は滝山寺を記載)
大山祇神社で有名な大三島町宮浦を通り過ぎ、台ダムを目指して行ったらその途中に『入日の滝』はある。台ダムの約1km手前に『入日の滝』への入り口の看板があるけん見落とさんように。
『入日の滝』の看板を左に曲がるんじゃけど、左に道が二本並んであるけん注意。手前の道は下に降りて民家の方へ行ってしまう。滝に行くのは奥側の道を通り上に上がっていくんじゃ。
滝へと続く道はブチ狭いんじゃけど、誰もおらんけん対向車が来る事は先ず無い。
看板から約500m登ると左側に車が数台止めれる駐車場があるけん車を止め、ココからは徒歩で上がっていく。滝はもう目と鼻の先じゃ。歩いて5分ぐらいで滝まで行ける。
神聖な気持ちになる『入日の滝』
『入日の滝』は滝山寺の境内にある滝じゃけん、お寺を通って滝へと向かう。自然と背筋が伸びて神聖な気持ちになった。みなさん手を合わせましょう。
そして到着。これが『入日の滝』じゃ。
せき止められて作られた様な滝つぼ?池?もある。
雨が降ってからそう日は経ってないような気がするんじゃけど、水量は少ない。迫力を求める人にとっては物足りんじゃろうけど、誰もおらん静かな山寺の境内で、控え目に落ちてくる水の音に耳を澄ませ、物思いにふける。あるいは何も考えずにその空間にひっそりと身を委ねるのには丁度ええ。
(滝の下に行って足を滑らせてこけてびしょ濡れ。車のキーレスも水没して壊れた事なんかこの空間の中では些細な事よのう。人間、約80年生きるとしたらそんな事なんか、ほんの一瞬の出来事でしかない。あっ、俺、悟ったかも・・・)
お寺と滝。広島の三滝寺を少し思い出した。そして下半身がびしょ濡れで少し寒かった。
台ダム
『台ダム』へのアクセス
「入日の滝」の入口の看板から約1kmの所にある。
愛媛県今治市大三島町宮浦6367
『台ダム』の桜の時期には早かったんじゃけど、出迎えてくれた「陽光桜」
これが『台ダム』じゃ!!
「入日の滝」からすぐじゃけん、ココまで来たら両方行ってみよう。
おかしい・・・桜が咲いとらん・・・残念、当てが外れたわい。
ソメイヨシノは完全に蕾ONLYで一輪も花が咲いてない!じゃけど、ダムをぐるっと一周してみると、「陽光桜」が数本咲いてくれとったけん救われた。下の写真の左側の枝しか見えとらん木がソメイヨシノ。
「陽光桜」も殆どの木が蕾のみじゃった。下の写真の木が一番良く咲いとった木なんじゃけど、五分咲きと言った所じゃのう。完全に時期を見誤ったわい。「陽光桜」は来週末がベストじゃったのう。ダムの場所は少し標高が高くて寒いけん、ソメイヨシノはさ来週末でもまだ大丈夫かもしれんのう。
最後に
しまなみ海道の島に滝があるって知っとった?他のしまなみ海道の島にも滝ってあるんかのう。探してみるか。
台ダムで咲いてくれとった「陽光桜」なんじゃけど、なんと誕生秘話があって去年その映画が公開されとったらしい。
映画『陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-』
「陽光桜」は高岡正明さんと言う方が開発された桜の品種じゃ。
忌まわしい戦争を二度と繰り返してはならいとの反戦のメッセージ願い(平和のシンボル)を届けようと、教え子たちが戦死した異国の気候でも咲く新種の桜作り桜を作ることを決意。
私財を投げ打った約30年間に及ぶ試行錯誤の末に、暑さにも寒さにも強い(零下30度から摂氏30度の環境でも咲く)品種の「陽光桜」(「陽光」という日本初の桜の苗木登録となる新しい桜)を生み出した。「たむたむホームページ」さんより引用
機会があったら映画も是非見てみたいもんじゃのう。
4月12日追記:ソメイヨシノが咲いた台ダム
行ったのは4月9日じゃったかの?こんなに桜が咲いて綺麗じゃのに人は殆どおらんかった。もったいない。
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