田舎cafeおそらゆき-山奥の限界集落で過ごす(カカシもおるで)

『 田舎cafeおそらゆき 』に行ってきた。

このカフェは広島の山奥の限界集落で、元消防団の屯所を改装してヒッソリとお店を開いとる。

集落内の生活道路に面したそのお店は「”おそらゆき”に行く!」と言う明確な目的が無ければ絶対に目にする事はないじゃろう。何も知らん人は先ず通る事のない県道293号線沿いにお店があるけんの。

まさに知る人ぞ知る山奥のカフェ。それが『 田舎cafeおそらゆき 』じゃ。

 

『 田舎cafeおそらゆき 』へのアクセス

広島県広島市佐伯区湯来町大字多田599
営業日とアクセス、おそらゆきのHPへのリンク

 

広島県民なら湯来温泉(湯来ロッジへのリンク)は知っとるよの?

湯来温泉って山奥にあるじゃろ。なんと「おそらゆき」はそこから更に約6Km(車で約10分)山奥に進んだ所の多田と言う集落の中にお店があるんじゃ。

湯来温泉を過ぎて水内川沿いを走る国道488号線(酷道488号線として有名)を進むとそれまでよりも道は細く曲がりくねってくる。車が一台しか通れんような道幅の所もあって、ここを進むのは運転の苦手な人は大変かもしれん。じゃけども離合できん所は数か所じゃけん落ち着いて運転したら問題ないと思う。

 

道は常に川沿い。天気がええ日は渓谷に見とれるで。
この日はあいにくの曇り空で、しかも雪が残っとる。寒いっ。
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グネグネ道を進んで道が開けたら「おそらゆき」はもう目前じゃ。大抵の人はこのまま真っすぐ進んで吉和方面へと向かうんじゃけど、ここを右折して国道488号線の旧道へと進む。
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上の写真の交差点を解りやすく撮った写真。写真の左端の方に「田舎cafeおそらゆき」って書いとる四角い看板があるんじゃけど見えるかの?ここを右折じゃ。
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200m進むとまた交差点。ここは左折する。ここにも写真の左端に小さな看板がある。
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左折した後、50m進むと目的の「田舎cafeおそらゆき」に到着!
駐車場はお店を通り過ぎてさらに50m進んだ所にある。
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「ここが”おそらゆき”の駐車場じゃ!」というような看板は特に無い(無かったと思うんじゃけど気がつかんかっただけかも)。俺は全く下調べせずに行ったけん、車停めた後で店員さんに「あそこに車停めてええの?」と確認した。

ホームページに駐車場の場所が記載してある事に後で気がついた。下の写真の矢印の二か所が駐車場となっとるんじゃけど、左側の駐車場が広いけんそっちにしか目がいかんかった。かなりゆとりのある駐車場スペース。
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いざ、『 田舎cafeおそらゆき 』へGO!

いや~、田舎って落ち着くわ。まるで実家に帰った気分。ちなみにうちの実家の集落は人口約200人で『 田舎cafeおそらゆき 』のある多田よりも倍の人口なんじゃけど、人よりもイノシシの方が多いとか言われとる。
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茶色の建物に青のアクセントがオシャレなんじゃけど、奇抜すぎんけん周囲の建物と違和感なく溶けこんどる。オサレな店に行くのは久しぶりじゃけん少し緊張した。看板娘?のカカシが店先でお出迎え。
田舎cafeおそらゆき

田舎cafeおそらゆき

 

 

店内には小さなテーブルが3つじゃったかの?お客さんがおったけん、全体の写真撮るのは控えた。

薪ストーブがあって火が入っとったんじゃけど、ほんのり暖かい。コレを味わう為には絶対に冬に来るべきじゃの。ちなみにうちには薪ストーブは無いんじゃけど、風呂にはかまどがあって木がが燃やせるぞ。関係無いか・・・
田舎cafeおそらゆき

 

 

で、うちらは二階でご飯を食べる事になったんじゃけど、二階は土足禁止じゃけん、靴を脱がんといかんかったんじゃけど、初めてでよう解らんかったけん、階段を一歩だけ靴を履いたまま上がってしもうた。すみません・・・
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二階から見た一階の景色。煙突が天井まで伸びとる。
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二階はこんな感じ。二階には他に客がおらんかったけん貸し切り状態。子供は自由に歩きまわれた。オシャレ感は一階の方が強いのう。大人数で来るなら二階席を予約してからカフェに向かった方がええで。この店以外はこのあたりにお店はないけん、湯来温泉まで戻らんといかん。
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さ~て、「何にしようかの~」と思うてメニューを見るとこれまたセンスのあるメニュー表。このメニュー表はお持ち帰りOK。

ランチメニューは3種類で「だんご汁とおむすびランチ」、「自家製ルーのおそらカレーランチ」、「おこめんパスタランチ」でどれも1300円じゃ。

値段だけ見るとランチで1300円は高いと思う人もおるかもしれんけど、実際に食べてみて高いとは全く思わんかった。色々な種類の物が食べれるし、何より相当なこだわりで食材を調達して調理しとる。ランチを持ってきてくれた際に店員さんがランチプレートに載のせた料理の説明を一品づつしてくれる。

同じ料理でも、何も知らずに食べるのと、その店のこだわりを聞いてから食べるのでは料理の味の感じ方や満足感がまるで違ってくる。食材の選定も、料理の手法も、その説明までも丁寧にしてくれるのでお客としてはとても満足度が高い。

「水です」って出されるのと「一万年前の氷河期に作られた南極の氷から採れた水です」って出されるのじゃ感じ方がまるで違ってくるじゃろう。同じ味でも俺は絶対に後者がええ。自己満足。
田舎cafeおそらゆき

 

 

俺が行ったのは冬季休業があけてすぐじゃったせいか、この日は「だんご汁とおむすびランチ」の一択。

あーっ、駄目じゃ。これ写真とか言葉じゃ絶対伝わらんわ。この満足感はグネグネ道を通って山奥のお店までわざわざ行って説明聞いてランチ食った人しか解らんじゃろうの。どれも普通に美味しいんじゃけど、食べ物が身体に入ってくる感覚がナチュラル。スーッと身体に溶け込むようなイメージじゃ。

プラシーボ効果?いやいやほんまに身体にええんよ。と言うか悪い物が全くないという感じかの。
田舎cafeおそらゆき

 

 

味で印象に残ったのは「具がキャベツだけの春巻き」と「玄米のおむすび」。

春巻きのキャベツは呉で今の時期しかとれん物じゃと言うとった。家に帰って「呉 キャベツ」でググッテみると「広甘藍(ひろかんらん)」とか言うキャベツがあったんじゃけどこれ使っとったんじゃろうかの?

食べる前は「具がキャベツだけって、ヘルシーじゃけど・・・俺、ダイエット中の女子とかじゃないんじゃし・・・」と思いながら一口食べてみた。

!?

んん!?思うとったんと違う!

キャベツはしっとり&ふっくらしとってなんか食べごたえがある食感。しかもキャベツがブチ甘ーい!しっかり春巻きらしい味もあって、食べる前のイメージとはかけ離れた春巻きじゃったわい。これは美味かった!あと10本は食えるぞ!
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それと「玄米のおむすび」なんじゃけど、玄米を家で炊いて(玄米のみで)食べた事のある人は解るじゃろうけど、100%玄米ご飯は固いし独特の匂いと味がする。

俺は一か月間、玄米ご飯を食べ続けた事があるんじゃけど、もう二度と玄米ご飯は食べたくなかった。白米と比べるとはっきり言うて食いにくいし不味い。この「玄米のおむすび」も食う前は「玄米か・・・・」と嫌な過去が甦ったんじゃけど、食ってみるとこれまた美味かった。

「うっ、ウソだろ!?これが玄米だなんて・・・」

適度な硬さと適度な玄米の香り・・・いったい何故なんじゃ!?不味い玄米を長期間食った過去があるだけに、この「玄米のおむすび」は衝撃的じゃった。

もし「田舎cafeおそらゆき」に行って「だんご汁とおむすびランチ」で「玄米むすび」を食べる予定のある人は、可能なら行く前に自宅で100%玄米のみのご飯を食べてから行ってみてくれ。その違いに驚く事間違いなしじゃ。

 

 

コレは野菜の「重ね煮」で作っただんご汁。「重ね煮」とかって初めて聞いたんじゃけど、野菜から旨みがたっぷり出るけん、だしを使わずに作った汁なんと。申し訳ないんじゃけど、俺は料理せんけんこの”だしを使わずに”ってのが凄い事なんかどうかようわからん。凄いん?明日、嫁に聞いてみるか。子供はだんごがお気に入りじゃった。
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店員さんも優しそうな感じの人達でとてもよかった。メニューに書かれとったんじゃけど、お店の人はなんと福島から震災後に引っ越してきた人らしい。福島からこんな広島の山奥に来るとは凄い行動力じゃ。上多田集落を元気にする燃料となる事を願う。

「お前は島に帰って農業せんのんか?」って自分の心が叫ぶのが聞こえたような・・・

さて、腹もいっぱいになったし次は「カカシ観光」じゃ!

 

リアルかかしの里山

「リアルかかしの里山」は「田舎cafeおそらゆき」から約220m離れた場所がカカシ密度が最も高い場所となっとる。「みどり会館」目指して行けばたどり着ける。

この集落は結構な活力がある様じゃのう。上多田集落のフェイスブックへのリンク

 

広島県広島市佐伯区湯来町大字多田みどり会館
 

 

 

「田舎cafeおそらゆき」の案内人、ロックンローラーカカシ。ベースをチョイスとは渋い。
リアルかかしの里山

 

 

有名なあの人のカカシもある。ほら、誰か解るじゃろ。中央には懐かしいお笑いコンビも・・・
リアルかかしの里山

 

 

「安心してください!」の人もおった。中々、流行に敏感な様で楽しめる。カカシは全部で140体位あるらしいんじゃけど、誰か一体一体調べて「カカシ図鑑」か「カカシマップ」作ってみたら?これって全てのカカシに名前とかあるんじゃろうかのう?
リアルかかしの里山

 

 

「あっ、泥棒ーーー!!」
「安心してください、カカシですよ。」
リアルかかしの里山

このカカシが一番面白かった。

 

 

最後に

「田舎cafeおそらゆき」へ行くには広島市内からじゃと国道433号線から国道488号線で問題なく来れるんじゃけど、中国道を通ってくる人は注意が必要じゃ。

国道488号線は「田舎cafeおそらゆき」のある多田から吉和のモミの木森林公園までは冬季通行止めとなる。

山口方面から冬季に来る人は中国道を「吉和インター」で降りたら国道186号線を東に進んで県道41号線を南下して湯来温泉経由で「田舎cafeおそらゆき」へ。東から中国道を通ってく来る人は「戸河内インター」で降りて国道186号線を西に進んで同じく県道41号線を南下して湯来温泉経由で「田舎cafeおそらゆき」へ行く必要がある。

雪が降っても「おそらゆき」まではきちんと除雪がされるんじゃけど、運転に自信が無い人はあまり無理せんようにの。

 

それと、この店の近くには渓谷があるけん、時間に余裕がある人は行ってみたら?渓谷に行って、昼飯を「おそらゆき」で食べて、帰りに湯来温泉に入って帰る。完璧な休日プランじゃの。特に石ヶ谷峡がお勧めじゃ。

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