クロボヤ峡は広島県東広島市福富町にあるホンシャクナゲの群生地じゃ。
樹齢50年から100年を超すホンシャクナゲもあるそうで、その数なんと500本以上!ホンシャクナゲがこれほどの規模で自生するのは非常に珍しいぞ。花の見頃は5月上旬から下旬。
「クロボヤ峡」の名前で広く知られとるんじゃけど、「竹仁のシャクナゲ群落」として広島県の天然記念物に指定されとる。
ホンシャクナゲの自生地への道は自然保護の為に普段はゲートが閉じられとるんじゃけど、花の咲く5月の約一か月間は中に入ることができるぞ。
クロボヤ峡へのアクセスや駐車場などについて
広島県東広島市福富町上竹仁
- 開門期間:5月1日頃から5月31日頃(開花状況、天候により変更有り)
- 開門時間:午前9時~午後16時
- 入山料:大人(高校生以上)300円、団体(10人以上)200円、子供・障害者手帳をお持ちの方は無料
- 問合せ:福富町観光協会 TEL 082-435-2301
- 問合せ(現地情報):福富町観光協会 TEL 080-1940-8186
広島市方面から車でクロボヤ峡へ向かうには山陽自動車道”志和IC”で高速道路をおり、県道83号線→県道33号線→県道80号線というふうに向かえばええ。(志和IC~クロボヤ峡までの距離は大体18.1kmで車で25分)
福山市方面からの場合は山陽自動車道”東広島IC”で高速道路をおり、国道375号線→県道33号線→県道80号線という具合に進むようになる。(東広島IC~クロボヤ峡までの距離は大体18.6kmで車で26分)
クロボヤ峡の入り口すぐ近く、県道80号線沿いには上ノ原牧場カドーレがあるけんこれを目印に来てもええぞ。
以下は志和ICからクロボヤ峡に向かった時の写真じゃ。クロボヤ峡2km手前から。
県道33号線(瀬野川福富本郷線)を走っとると左側に小さく「クロボヤ峡2km」の看板。これは初めて来た人は絶対に見落とすじゃろうがカーナビで行けば問題ないじゃろう。ここの分岐を左に曲がる。

曲がると道路は県道80号線じゃ。
右側にこれまた控えめにクロボヤ峡の看板があるがこれも見落とす可能性大じゃの。まあ、あとは何も考えずに直進すりゃークロボヤ峡までつくけん安心してくれ。

県道80号線を1kmまっすぐ進んでいくと上ノ原牧場カドーレに到着!
アイスかプリンが食いたいが今日の目的地はまだこの先じゃけん我慢してスルーじゃ。

道が合流して少し戸惑うかもしれんがこのまま真っすぐ進んだらええけんの。

牛さんと羊さんがのんびりしとるのを横目に先へと進む。

上ノ原牧場カドーレから約350m進むと案内板が立てられとって急に道が狭くなる。
「通行困難」の言葉が目に入るがこれは県道80号線の事じゃけん気にせずにそのまま車で進めばええけんの。道は狭いがクロボヤ峡に行くのはそこまで困難ではない。

案内板のおおらかにえがかれたマップの拡大写真。

案内板から約350m進むとクロボヤ峡と県道80号線の分岐。看板に従い左へ進む。

分岐から約450m進むとクロボヤ峡第二駐車場。
上の第一駐車場が満車の場合はここに車を止めて歩いて上がるかシャトルバスで上まで乗せていってもらうようになる。入り口まではここから約600mじゃけん元気な人は歩いて行ってもええかもの!
第二駐車場から入り口までの約600m間にはシャクナゲは一部に生えとるだけじゃけん車で上まで行ってもええと思う。
シャクナゲの滝が見たい人はここに車をとめてから行くのが近い。第二駐車場から滝までは約200mじゃ。

入り口目指して上がっとると左手に「シャクナゲの滝」の看板が現れる。このわき道を降りていくとすぐに滝が見れるぞ。
まずはシャクナゲを見るためにここはスルーした。

第二駐車場から約600m上がるとクロボヤ峡の入り口に到着!
入り口のすぐ目の前に車が止めれるスペースがあるけんそこが駐車場じゃ。開門時期には誘導してくれる人がおるけんその人の指示に従って車を止めるようにしよう。
写真では見えとらんがフェンスの向うにはクロボヤ池がある。

駐車場から見たクロボヤ池。

クロボヤ峡、散策時間の目安
クロボヤ湿原入り口(門がある場所)からホンシャクナゲが最も多く咲いとる殿様池までは約1km。
途中に「より道」と書かれた看板があり脇に入ると小規模なホンシャクナゲの群生地がある。
クロボヤ湿原入り口(門がある場所)から寄り道の場所も見ながらゆっくり歩いて殿様池まで行ったんじゃけど、約30分で殿様池まで到着した。
殿様池周辺にはようけホンシャクナゲが咲いとるけんゆっくり花を楽しみながらぐるりと一周するのに約30分かかったの。
門→殿様池まで(30分)、殿様池でのんびり花を観賞(30分)、殿様池→門(30分)くらいの時間を見とけばええじゃろう。
観賞する時間を考えん場合はもっと早い時間で回れる↓↓↓
門→殿様池まで(20分)、殿様池ぐるり一周(10分)、殿様池→門(15分)くらいじゃろうの。
行きは上りで時間がかかるんじゃけど、帰りは下りじゃけん少し早く帰れるぞ。
殿様池周辺は道が狭く足場も悪いけん歩きやすい格好で行くようにしよう。
クロボヤ峡、珍しいホンシャクナゲの群生地!!
さて、クロボヤ峡の殿様池のホンシャクナゲ群生地まで散策出発じゃ!
門の目の前にある看板に記載のマップの様に基本的に一本道で途中に行き止まりのわき道が2か所ある。殿様池まで行くと池の周りをぐるっと一周してまた来た道を戻ってくるという塩梅じゃ。
殿様池は池という名前がついとるんじゃけど水はたまってなかった。池というよりも湿地じゃの。もしかして雨後には池になったりするんじゃろうか?
看板のマップのピンク色の箇所にホンシャクナゲが群生しとるんじゃけど、殿様池周辺が一番ホンシャクナゲの数が多いぞ。

【県内最大規模のシャクナゲ群生地】
クロボヤ峡は峡谷と湿原とで構成される。谷川沿いの林道はなだらかな登り坂が約1km続きシャクナゲや椿をはじめとする自然林で覆われ、特に新緑の季節は涼味満点の散策が楽しめる。峡谷の中間点にはシャクナゲの滝やなめらを流れるせせらぎが心を癒してくれる。
ゲートを越えると県内最大規模のシャクナゲの群生地クロボヤ湿原帯となり樹齢50~100年を超すホンシャクナゲ500本以上があちこちに自生する。しかもその殆んどが湿地にあり全国的にも希少とされている。特に殿様池周辺の多くのシャクナゲは圧巻である。
他にも約70種を超す樹木が四季折々の表情を見せ、自然観察が楽しめる。パンフレットより抜粋

開門期間のみ開かれるゲートを通ってシャクナゲに会いに向かう。(他の時期は門は閉まっとって中には入れんが門の目の前までは車で来れるけん、シャクナゲの滝は年中見ることができる。)
奥に写っとる小屋が事務所じゃ。ここで入山料を支払い先に進む。

遊歩道は広く車も通れる道幅じゃ。最近整備しなおしたけん道は未舗装ながらフラットで歩きやすいぞ。

右手にクロボヤ池を見ながら進む。

クロボヤ池を過ぎゆるく左に曲がったあたりですぐにシャクナゲとご対面!
写真じゃとわからんじゃろうけど人間の背丈よりもはるかに高い樹高じゃ。西洋シャクナゲではここまで背の高いのを見たことないが林の中じゃけん徒長して伸びたんかの?植物には詳しくないけんようわからん。

入り口付近のホンシャクナゲは群生というより点在しとる感じじゃの。奥へと真っすぐに遊歩道が伸びる。

訪れたタイミングが良かったようでホンシャクナゲは満開で最高じゃ!

クロボヤ峡のホンシャクナゲは「竹仁のシャクナゲ群落」として昭和26年4月6日に広島県の天然記念物に指定されとる。

殿様池を目指しとると「より道」が二か所あった。「より道」には小規模なホンシャクナゲの群生地となっとる。

ホンシャクナゲの群生地は点在しとる。殿様池までの道のりはほとんどの間は新緑のトンネルを歩く。

ムネアカオオアリがシャクナゲの花でちょろちょろしとったんじゃけど、花粉を集めとるんかの~??

車が通れるほど広かった遊歩道が狭くなったら殿様池はもうすぐじゃ。

花を楽しみながらゆっくり歩いて約30分で殿様池に到着!
ゆるやかとはいえ登りじゃけん汗かいたわい~。

殿様池を見渡す。池というよりは完全に湿地帯じゃの。
時計回りにぐるりと一周できるんじゃけど、奥の方にホンシャクナゲがようけ生えとるぞ。

殿様池入り口付近からズームで。

シャクナゲと言えばよう見るのは西洋シャクナゲなんじゃけど、日本のシャクナゲとの違いは葉裏に毛が生えとるかどうかで見分けるそうじゃ。日本のシャクナゲは毛が生えとる。
下の写真を見ると葉の裏が少し茶色いの。毛がふさふさに生えとる種類の日本のシャクナゲもあるみたいじゃけど、ホンシャクナゲは薄っすら毛が生えとるだけ~。葉の裏までしっかりと観察してなかったけん今度行ったときに毛が生えとるんか見てみるわ。
花の開花時期も違うんかの?
ここらじゃと西洋シャクナゲが咲いた2,3週間後に日本シャクナゲは咲き始める。西洋シャクナゲは4月下旬に咲き、日本シャクナゲは5月中旬に咲くようなイメージじゃの。俺の知る日本シャクナゲの生育地は山奥だけじゃけん単に寒くて開花が遅いんかの?

西洋シャクナゲは派手な印象じゃけど日本シャクナゲはしっとり渋い印象。


シャクナゲの花弁はツボミでは色が濃く開花すると色が薄くなる。
完全に開花したシャクナゲでも色が濃いものと薄い物があったんじゃけど個体差か?それとも開花後にも色が次第に薄くなっていくんかの?


谷から流れてきたわずかな水が小さな水溜まりを作っとった。

殿様池は苔で覆われとる場所が多い。

満開のホンシャクナゲをゆっくりと観賞しながら歩く。止まっとる時間の方が長かったかもの~。


殿様池を一周する遊歩道はいかにも山の道って感じじゃけん、歩きやすい格好でこんといかんぞ。

殿様池、巡りも終盤。
ホンシャクナゲが密集しとる場所からは遊歩道が少し離れとるけん、全体の雰囲気を楽しむ。



ホンシャクナゲの隣にオレンジ色の花が咲いとったんじゃけどレンゲツツジかのう~?



他の観光客にどんどん抜かれるほどゆっくりと殿様池をまわった後で帰路についた。
クロボヤ峡、シャクナゲの滝!!
駐車場を下り、車を第二駐車場に止めてからすぐ上にあるシャクナゲの滝にも寄ってみたぞ。
シャクナゲの滝は門より手前にあるけん年中いつでも見ることができるけんの~。
川に降りる道を下るとすぐにシャクナゲの滝が現れた。

シャクナゲの滝。

滝の大きさは6m程度かのう。下の写真左上に人間が写っとるけん滝の大きさが大体イメージできるじゃろう。あの人はあそこで何をしとるんか知らんが・・・

滝とシャクナゲが一緒に撮れたりするんかの!?と思うて来てみたがシャクナゲは滝のすぐそばには生えとらんかったわい。

アスファルトの道路に戻り、滝の上流へ少し歩くと川のすぐそばにホンシャクナゲが数本生えとった。
この川は沼田川の支流、火打坂川じゃ。

色々な植物にも出会えた。
名前知らんが白い花、アケビ、山椒、カエデなど。植物図鑑も一緒に持ってきて楽しむのもええかもの。
スマホの電波が入らんかったけんgoogleレンズが使えんかった・・・(写真撮って電波届くところに戻って調べりゃえんじゃけど、現地で実物目の前にせんと調べたい気分が盛り上がらんわい)

最後に
ホンシャクナゲの花は派手過ぎず、日本の風景に良う似合うの~。
せっかくここらまで来たんならクロボヤ峡の入り口にある上ノ原牧場カドーレ、少し離れてトムミルクファームや道の駅 湖畔の里 福富なんかにも立ち寄るとええじゃろう。
広島でシャクナゲの名所と言えば右平花園の里や花みどり公園じゃの。この二か所はどちらも四月下旬ごろに花の見頃を迎える。
シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「危険」「警戒」









