山口県柳井市の南に位置する周防灘に突き出した熊毛半島(室津半島とも言われている)には、その先端に上関大橋がかかっとる。
この橋を渡り山口県熊毛郡上関町の長島という島に渡った所にある河津桜の名所が”城山歴史公園”じゃ。
河津桜は早咲きの桜で、上関の城山歴史公園では例年二月下旬から3月中旬頃に黄色スイセンと共に見頃をむかえる。
城山歴史公園へのアクセスや駐車場等
山口県熊毛郡上関町大字熊毛
広島から行く場合は、山陽自動車道の玖珂ICを降りてひたすら山の中を南下するんじゃけど、熊毛半島に入ってから県道23号線を進むと右手に常に海が見える眺望の良い海岸線を走るようになる。
上関大橋の手前、約4kmの所にある”上関温泉 シーサイドホテル上関”を過ぎると、城山歴史公園で満開に咲く河津桜が右手側の海を挟んだ長島に見えてくる。
”道の駅 上関海峡”を通り過ぎるといきなり目の前に上関大橋が現れる。
県道23号線がぐるりとループして高度を上げると、幅170mの上関海峡に架かる上関大橋を渡り長島へとたどり着く。
城山歴史公園では毎年”桜祭り”も行われとるようで、祭り開催時には公園内の駐車場はイベントスペースとなるけん車は止めれん。
公園入口に10台数台 の車が止めれるんじゃけど、そこがいっぱいになった場合は直ぐ近くの上関小&中学校が臨時駐車場になるけんの。
俺が行った時は”桜まつり”の日じゃったんじゃけど、たまたまタイミングが良く公園入口の駐車スペースへ車を止める事ができた。
せっかく上関に行くなら、上関町観光協会のHPで他の見所もチェックしていくとええじゃろう。
開花状況はこちらをチェック!→上関観光協会「旬情報」
城山歴史公園、満開の河津桜!!
城山歴史公園の園内マップは下図の通りで公園はそこまで大きくないけん、普通に歩ける人なら園内をぐるりと周遊できるじゃろう。
公園外周の遊歩道にも河津桜が植えられとるんじゃけど、階段があるけん車椅子で行くなら来た道を戻るようになる。
俺は外周をぐるりと回りその後、階段を上って城山歴史公園の上部へと向かうルートをとることにした。
綺麗に整備された歩道沿いに桜が植えられとる。
河津桜のピンク色の花弁は華やかじゃのう。海と桜の最高の景色が広がっとるぞ~!!
残念ながらメジロがおらずヒヨドリしか見れんかった。
遊歩道には所々にベンチや東屋があるけんゆっくりと休みながら河津桜を観賞する事ができるけんの。
東屋から上関海峡を眺める花見男子と河津桜。
この道を真っすぐ進んで行くと~
~階段。
これを登って公園の上部へ 。
頑張って階段を上ると眺望が開けた。
河津桜と黄色スイセンが咲いとってこれまた美しいのう~。外周の遊歩道で既に満足する位の景観じゃったんじゃけど、これまた素晴らしい。
物見台の方へと遊歩道を進んで行くと、桜、桜、桜・・・。
小学生に占領された物見台・・・。ゲームばっかりするなよ!と言うても聴くわけないよの~。俺もそうじゃったし。
少しお邪魔して中に入らせてもろうて海を眺めたんじゃけど、気分は村上水軍~。
お次は冠木門をくぐって城山歴史公園の最上部へと向かう。
城山歴史公園最上部からの眺望。
青い空、青い海、そしてピンク色の河津桜・・・。ホンマにええ眺めじゃのう~。
広場の様になっとる場所には植樹したばかりの若い木がある。数年後にはまた違った光景が見れそうじゃ。
上関海峡は頻繁に船が往来しとった。
ソフトフィルター風でメルヘンチックな写真に~。
遠く、大星山山頂付近にある風力発電用の風車もよう見える。
大星山まで行ったら風車を真下から見れるけんド迫力!時間がある人はどうぞ~。眺めもええぞ~。
おまけ、「上関大橋」の旧・砲台跡(台場)にもよってみたぞ
河津桜を堪能した後で帰路に着いたんじゃけど上関大橋が中々カッコえかったけん寄り道してみることにした。
上関大橋、長島側の旧・砲台跡(台場)付近には道路沿いが広くなっとって駐車スペースがあるけんの。
下の写真右側の遊歩道を上って行くと旧・砲台跡(台場)じゃ。
旧・砲台跡(台場)は整備されとって展望台になっとるけん眺めが良い。砲台の名残を感じるものは見当たらんかった。
以下、旧・砲台跡(台場)からの素晴らしい眺望じゃ~。
これは橋の上からの眺望じゃ。
最後に
丁度満開の時期に訪れる事ができた城山歴史公園の河津桜。
ソメイヨシノの開花が待ちきれん人は行ってみるとええじゃろう。少し遠いんじゃけど行く価値は十分あるぞ。
行くなら開花状況を事前に確認してから行ったほうがええじゃろう。
最近は便利なインターネットがあるけん、最新情報はgoogle検索”期間指定”やYahoo”リアルタイム検索”で調べれるけんの。