『大三島橋』は大三島と伯方島に架かる”しまなみ海道”で唯一のアーチ橋じゃ。
本州と四国を結ぶルートは”本州四国連絡橋”と呼ばれ「尾道・今治ルート(しまなみ海道)」「児島・坂出ルート(瀬戸大橋)」「神戸・鳴門ルート」の3つのルートがあるんじゃけど、大三島橋は本州四国連絡橋の中で1975年に一番最初に着工され、そして1979年には一番最初に開通した記念すべき橋なんじゃ。
他の橋と比べたら短くて小さいけんあんまり話題に上る事はないんじゃけど俺はこの橋が好きじゃ。(他の橋もすきじゃけどの!)
大三島橋へのアクセス等
愛媛県今治市
【大三島橋】
- 形式:単径間ソリッドリブ2ヒンジアーチ橋
- 橋長:328m
- アーチ支間長:297m
- 桁下高:26m(略最高高潮面より)
しまなみ海道は1975年にこの大三島橋から着工を開始し、24年後の1999年に全ての島に架かる橋が完成。
橋ができた後も生口島と大島内の自動車専用道路は完成までにしばらくかかったけん一度、一般道路に降りる必要があったんじゃけど、こちらも2006年に工事が完了し、尾道から今治まで全長59.4kmの”しまなみ海道”が見事に全線開通した。
1975年の着工開始から2006年の全線開通まで31年の歳月・・・。長い月日がかかったんじゃのう。
大三島橋は完成当時は日本最長のアーチ橋じゃったんじゃけど、現在は一位「広島空港大橋」愛称広島スカイアーチ、二位「新木津川大橋」、そして三位が「大三島橋」じゃ。
大三島橋を望む事のできる場所は結構あるけん順番に載せていこう。
「大三島橋」を大三島の上浦町瀬戸の海岸から望む
大三島橋の原付&自転車の料金所(歩行者は無料)付近からコンクリート舗装された細い道を海岸に向いて下って行くと、大三島橋のすぐ下まで近寄る事ができる。
この海岸に下っていく道沿いには立派な桜の木が植えられとるけん春に来ると綺麗じゃ。
個人的には近海岸からのごく普通の眺めが一番好きじゃのう。ホッとする感じいうんかのう。
満潮になると消えてしまう砂浜まで降り、斜め下から橋を見上げる。
大三島と伯方島のこの海峡は”鼻栗瀬戸”と呼ばれとって潮の流れが非常に早く、規模は大きくはないんじゃけど場所によっては渦が発生したりもする。
月の光で照らされた大三島橋。(夜景の写真は明るく補正しとるけんの)
月が無い日は夜空に美しい星がぎっしりと輝く~。
一時間撮影した写真を比較明合成するとこの様な絶景に!!
この付近は街灯も全くないけん月のない日は辺りは真っ暗じゃ。行く人は気をつけての。
あと道がとにかく狭いし駐車スペースもほぼ無いけん先客がおったら厳しいぞ。
地図を見てみると面白い。
大三島と伯方島は遥か昔にはくっついとったんじゃろうの。鼻栗瀬戸の部分が形がピッタリじゃ。
撮影場所はここじゃ。
ちなみに大三島側の原付&自転車道からも大三島橋をよく見渡す事ができる場所があるけんの。(狭いが車道も沿ってつけられとる)
下の写真はその場所から撮った夜景じゃ。
「大三島橋」を伯方島の開山公園から望む
見事な桜で有名な伯方島の開山公園の山頂展望台からも大三島橋を見る事ができる。(山頂展望は360°展望がきくけん多々羅大橋も見えるけんの)
鼻栗瀬戸は船の往来がそこまで多くないんじゃけど、たまたま2隻も同時に通っとった。
少し歩いた先の展望台からは右に大三島橋、左に伯方・大島大橋が同時に見れる。
「大三島橋」と夕日を伯方島の熊口港から望む
知る人ぞ知る伯方島の夕日スポット「熊口港」。
ここからはなんと一年の限られた期間の間だけ「ダルマ夕日」を見る事ができる絶景スポットじゃ。
まあ、ダルマ夕日じゃなくても夕景は凄まじく綺麗じゃけどの~。まさに感動する景色。
ここからの夕日を見た事ある人はあまりおらんじゃろうけどええ景色なんよの~。
熊口港から見た大三島橋の下に沈むダルマ夕日。
最後に
大三島橋はあまり話題に上る事がない橋なんじゃけど俺は好きじゃのう。(最初にも書いたんじゃけど他も橋も好きじゃけどの)
橋を観賞できるスポットはかなり多いけん自分だけのお気に入りを探してもええじゃろう。
最後におまけで非常にマイナーな大三島橋の展望スポット情報!
実は大島の宮窪町早川からも大三島橋を望む事ができるけんの。
やっぱり大三島橋はなんかええの~。
コメント失礼します。大三島橋の星空!素晴らしいですね。
東京都市大学吉川研究室と申します。
facebookページ Discover Dobokuを主宰していますがシェアしても良いでしょうか?"星降る橋"のミニ特集を継続しています。
現在Discover Dobokuは7600人フォロワーがいて一度にて2000〜5000人にリーチします。
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おおっ!褒めてもろうてありがとうございます!
シェアは好きにしてもろうてかまんけんね!