スリップ前に!雪道の運転で非常時にはタイヤの空気圧を調整!!

うちの家は山の上にあるんじゃけど年に数回は雪が積もる。先日も大雪じゃた。

家は標高約100Mの場所。坂の急な場所もあるけん雪が降ったら上まで登れんようになる車が必ず数台おる。

坂の途中でスリップして登れんようになった車は何とか路肩に寄せてそのまま放置。どうやらそこからは皆、歩いて家まで帰っとるみたいじゃ。寒い中、御苦労・・・

翌日の昼ぐらいには大体は降った雪が解けとるけん、放置された車は昼ごろには殆どがおらんくなっとる。

雪が降って車を運転しようと思った時に

  1. 車に乗らない
    まあこれが一番無難よのう。ほんまに出かける必要があるんか?その用事は明日でもえんじゃないか?食糧がない?飯なんか一日位食わんかっても死にゃーせんわい。じゃけん我慢せい!
    どうしても出かけるんなら雪対策をバッチリしとるタクシーかバスに乗った方がええぞ。事故して車修理する事を考えたら、タクシーやバスの方が金も時間も結局は「お得」。
  2. タイヤチェーンを装着する
    チェーン最強じゃ!どうしても雪道を走る必要がある場合はしょうがない。チェーンをつけよう。装着するのは面倒臭いし、車走らせたらガタガタうるさいんじゃけど、雪道走行でこれ以上の安全なツールは他には無い。
    最近は細い亀甲型のチェーンや非金属のタイヤチェーンもあるけん、昔のチェーンに比べたら乗り心地もかなり良くなっとる。
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  3. スタッドレスタイヤを履く
    雪が降っても出かけたいしチェーンつけるのは嫌じゃ言う人はスタッドレスタイヤを履いとけ。今はほとんどの人がスタッドレスタイヤを選択しとるのう。
    じゃけど、過信は禁物!深い雪ではスタッドレスタイヤでは走行不能になることがあるけんの。

 

うちの近所では必ずノーマルタイヤで雪道を運転して動けんくなる車を見かけるんじゃけど、ノーマルタイヤで雪道走るのは危ないし、一番まずいのが事故して他人を巻き込む事じゃ。非常に危険な行為を自分がしとる事に気がつけや。

冬用タイヤ規制を高速道路だけじゃなくて一般道でもやってくれたらええのにのう。自治体単位では罰則があるみたいじゃ。

そろそろ、本題に入るか。

登り坂でスリップ、まず試すことはスリップした場所からほんの少し移動

登り坂でスリップした場合の話。

可能であればスリップした場所から少しだけ車を動かそう。登り坂であれば少し後ろに下がることができるはずじゃ。

なんでかというとタイヤが空転した個所はタイヤに磨かれて雪面がツルツルになり摩擦がほとんど無くなってしもうとる。少し下がって違う位置からリスタートすれば車が動く様になる事もあるぞ。

この時に注意してほしいのがハンドルを左右に切らずにタイヤが真っすぐになるようにして進み始めるようにすること。タイヤが横に向いとると抵抗になってスリップしやすくなるけんのう。

平地でスリップした場合は前にも後ろにも移動できんことがある。その場合は以下の手法を試してくれ。

タイヤの空気圧を下げるとグリップ力が上がる!

スリップした場合、タイヤの下に板切れ、タオル、砂利等をを敷けばグリップ力が多少回復して抜け出す事ができることもある。敷けそうな物が車に何もない場合でも車のフロアマットを敷けばワダチから脱出できる可能性は高くなる。

ただし、タイヤの下に何か敷く場合、タイヤの回転とともに敷いたものが飛んで行ってしまうことがあるけん十分注意しよう。

 

道具が何もない場合は「タイヤの空気圧を下げる」という最終手段がある。

空気圧を下げる事によって路面とタイヤの接地面積が増えてグリップ力が増加すると言う単純な話。なのに何故か雪道でタイヤを空転させとる人はタイヤの空気を抜こうとする人はほとんどおらんのう。

この記事を読んだ人には、「タイヤの空気を抜けば脱出できるかもしれん」と言う事を頭の片隅にでも覚えといてもらいたい。

タイヤの空気圧を下げる

さて、実際に空気圧を下げる時にはどうしたらええか。
俺は携帯できるゲージ付きフットポンプを持っとるけん、それで空気圧を確認しながら「シューーー」。

危険が危ないデンジャーと感じたら俺は「転ばぬ先の杖」で空気圧を1.2kgf/cm2位に設定する。
どれくらい空気圧を落とすかは車種や状況によって変わるんじゃけど、指定空気圧の60%以下にはせんほうがええじゃろう。(この数値は完全に俺の勘じゃけん自己責任での)

空気圧を下げるとタイヤの偏摩耗、燃費の悪化、ハンドルも取られる様になるし、パンクのリスクも高くなる。下げ過ぎると最悪、タイヤがビードから外れる可能性も・・・無い事はない。ゆっくり走行すればとんでもない衝撃が運悪く無い限りはタイヤが外れる事はないじゃろうけどの。

タイヤの空気圧を落として危険個所を脱出できたら、すぐに適正空気圧に戻そう。
空気入れ(フットポンプ)

 

 

人力で空気を入れるなら断然、フットポンプが楽。 じゃけど、車に空気入れを載せとる人はそんなにはおらんじゃろうの。 空気入れを載せるのはちと大げさじゃと思うなら、ケージだけならそこまでかさばらんで。

ゲージがあれば非常時に、タイヤの空気を4本均等に抜ける。後は安全な所まで来れたらガソリンスタンド等で空気を入れればええ。

タイヤゲージは数百円で買える。

タイヤの空気を無理やり下げる方法

空気入れやエアゲージが無くてもタイヤの空気圧を下げる方法があるけん緊急時の時の為に覚えておくとええじゃろう。

エアバルブのキャップを開け、真ん中にあるロッドを押すと空気が抜ける。

工具や細い棒があったらそれで突けばええけど、無ければ鍵の先端で突いても空気を抜く事ができる。何も道具がない場合でも、道路に落ちとる細い木の枝とかでも空気を抜く事は十分可能じゃ。鍵なんかも形状によっては使える可能性がある。

ただし、ゲージが無いと空気圧が今どれくらいか解らんけん抜き過ぎには注意する事。

う~ん、やっぱエアゲージ位は車に載せとった方がえんじゃないか?小さいし安いし。

応急処置でタイヤの空気を抜く

車のキーでエアバルブのロッドを突いて空気を抜く事が十分に可能じゃ

 

最後に

雪の日には出歩かんのが一番じゃけど、出先でタイヤがスリップしだしたらとりあえず「タイヤの空気圧を下げる」という事を頭の片隅にでも覚えておいてくれ。

少しでも運転が不安じゃったら出発する前に先ず、タイヤの空気圧を下げてから車に乗るのがベストじゃろうの。それと、下げた空気圧を後で元に戻すのを忘れんようにの。

どうにもならん時はやっぱりJAFが頼りになるで。転ばぬ先の杖じゃのう。

JAFのサービスでドライブを快適に!

 

 

雪が降ろうが出かけんといかん人は、タイヤチェーンを必ず携帯しとこう。何年も使えるし、数千円で安心を買えると思うたら安いもんじゃろう。

 

眉唾じゃけど、スプレー式タイヤチェーンていう吹き付けるだけで滑り止めっていう凄い商品もあるんじゃのう。

 

 

なんと使い捨てじゃけど、超コンパクトで携帯性に優れた滑り止めがあった!トランクに忍ばせとくにはコレええかも。
殆ど全てのタイヤサイズに対応可能のようじゃけん、自分用にはもちろんじゃけど、困っとる人がおったらこれを使わせてあげることもできるのう。
ただし、この手の簡易タイヤチェーンは、ホイールの形状(鉄ホイールは多分ダメ)やディスクブレーキキャリパとホイールのクリアランスによっては取り付けれんことがあるかもしれんけん、自分の車のホイールをよくチェックしてから購入すべし。

 

 

これは緊急用のコンパクトタイプのタイヤチェーンの中では少し大きめじゃけん、グリップ力が良さそうじゃの!

タイヤチェーン 非金属 簡単装着 ジャッキアップ不要
Sazuik

 

 

ビックリの布製の滑り止め!信じれんが、レビューを見るとこれも滑り止めにはかなり有効な商品の様じゃの。 走行時に振動や音がせんのが魅力的じゃ。

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コメント

  1. 匿名 より:

    ちょっと違うな
    新雪では抜けばいいけど圧雪では上げる方がいい

    1. 仲枝 より:

      コメントありがとうございます!
      へ〜。ほうなんじゃ!空気圧上げたら面圧が高くなり食い込むけん滑りにくいって考えなんかね?
      実はタイヤメーカーも空気抜くのはあんまり推奨しとらんのよね。あくまでも適正空気圧がええんじゃと。
      タイヤのトレッドパターン、材質によって最もグリップする空気圧って違うじゃろうけん、タイヤ毎に新雪時は○キロ、圧雪時は○キロ、アイスバーンは○キロ、雨天は○キロ、がもっとも滑りにくいって一覧出してくれたらえんじゃけどの〜。
      って、そこまで細かく表示してもいちいち見るもんなんかおらんか〜!?

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