『筆影山』から海霧を望む!瀬戸内海を覆う絶景!!(三原市)

海霧の中を航行する大きな船

広島県三原市で眺めがええ山と言えば、知っとる人なら誰もが『筆影山(ふでかげやま)』と即答するじゃろう。

ここの山は桜の名所として有名なんじゃけど実は冬にも絶景を見る事が出来る。その絶景とは早朝に発生する瀬戸内海を覆う”海霧”じゃ。

海霧は海上に温度の低い空気が流れ込むことによって発生するそうで、気温が下がり海水温と空気の温度差が大きく、風が吹いていない等の様々な気象条件が重ならんと見る事ができん。

海霧(うみぎり、かいむ)は気嵐(けあらし)、蒸気霧(じょうきぎり)とも呼ばれる。

筆影山へのアクセス等

広島県三原市須波町

 

筆影山は山頂まで車で行けるけん、早起きさえできれば誰でも早朝に山頂に立つことができるぞ。

山頂に行くには3つのルートがあるんじゃけど、どの方面から向かっても道は狭いしわかりにくい。ナビがあると安心じゃのう。

 

 

広島市内から高速道路を使っていく場合は、本郷ICで降りて国道2号線を三原中心部へと向かって走る。

三原バイパスには乗らん方が近いんじゃけど、迷って時間ロスするぐらいなら道が解りやすいけんバイパスに乗ったほうがええかのう。

三原バイパスに乗ったら直ぐに「国道185号、三原市街」のバイパス降り口から降り、最初の信号を右折して”宮浦大通り”を国道185号線へ向かって進み、そのまま直進して三原大橋を通って沼田川(ぬたがわ)を渡る。

川を渡ったらナビによったら”三原大橋南交差点”を直進するように指示されるかもしれんけど、ここを真っすぐ行って住宅街に入ると道が狭くてわかりづらいけんこのルートはお勧めできん。(交差点名はGoogle MAPを見たら載っとるけんの)

”三原大橋南交差点”は直進せずに左に曲がって国道185号線を「呉、竹原」方面へと約500進んだ所にある”和田交差点”を右折して住宅街に入って筆影山を目指す方が解りやすいじゃろう。ただし、ここには筆影山を示す看板は無い。

 

 

実は”和田交差点”から更に「呉、竹原」方面へと約200進んだ所に「国立公園筆影山4Km」の看板があるけんナビが無い人はそっちから行った方がええかもしれんけど、初めて通る人は曲がり損ねて通り過ぎる可能性が高い。

この場所はGoogleストリートビューで確認してから行ったほうがええじゃろうの。まあ、通り過ぎても交通量がそんなに多くないけん直ぐにUターンできるけん焦る必要はない。

住宅街から筆影山山頂までの道のりは、道路が狭いし、曲がっとるし、近所の人が夜が明ける前から散歩しとるしと安全運転が必要じゃけんの。

 

 

国道185号線から筆影山山頂の駐車場までは約3.5Kmある。

山頂駐車場の500m手前の4叉路交差点にトイレがあるけんここで用を済ませて行くとええじゃろう。”山頂展望台”にもトイレはあるんじゃけど、海霧が良く見える”展望広場”へ向かうのには少し遠回りになってしまう。

この4叉路交差点から駐車場までの道はこれまた狭いけん、ゆっくり慎重にの。

 

 

俺が行ったのは12月2日で、山頂駐車場に到着したのは6時45分じゃったんじゃけど駐車場はほぼ満杯。多くのカメラマンが訪れとった。

駐車場には車が20台ギリギリ止めれるかどうかであまり広くはない。

 

 

山頂付近のマップ。参考までに。
筆影山、山頂付近のマップ

 

筆影山山頂駐車場から東を向くと、右と左の二手に遊歩道が別れとるんじゃけど、”海霧”が良く見える”展望広場”へ行くのは左手に進むのが近道じゃ。

駐車場から”展望広場”までは250m弱の山道を歩く。

山頂には二階建ての立派な展望台があるんじゃけど、海を見るなら東に少し下った展望広場の方が見晴らしが良い。

筆影山展望広場から海霧に覆われた瀬戸内海を望む!

空がだいぶ明るくなってきた。駐車場から急いで遊歩道を展望広場へと向かって歩く。

遊歩道は未舗装なんじゃけど、しっかりと整備された平らな道じゃけん歩きやすい。
筆影山展望広場へと向かう遊歩道

 

 

6時50分に展望広場に到着~。

何とか日の出には間におうたんじゃけど、もの凄い数のカメラマンがおって驚いた!三脚がずらりと並び入る隙間は全くない。
筆影山、日の出前に大勢のカメラマンが並ぶ

 

 

俺はこの日、海霧を見に初めて来たんじゃけど、運がええことに海霧が出とる!!
日の出前で薄暗いが海霧が見える

 

 

因島大橋のアップ。
日の出前で薄暗いが海霧が見える

 

 

小佐木島に海霧がぶつかって乗りあげとるのう。既に素晴らしい光景なんじゃけど、太陽が昇るまでじっと待つ。
小佐木島に乗りあげる海霧

 

 

そして、展望広場に到着してから10分後の7時丁度に太陽が顔を出した!

これが筆影山から望む瀬戸内海の日の出じゃ~!
筆影山からの日の出

 

 

そして、海面に朝日がさしてくると海霧がハッキリと浮かび上がる!

因島大橋の方には巨大な海霧がモコモコと膨らんできたんじゃけど、この場所にこんなに大きな霧が出るのは珍しいと常連さんが言うとったのう。
筆影山から望む瀬戸内海の海霧

 

 

これが筆影山展望広場から見た、朝日に照らされた海霧じゃ!!

まさに絶景・・・。カメラマン達による鳴りやまないシャッター音が響く・・・。

以下、似たような写真ばっかりじゃけど幻想的で素晴らしい景色をどうぞ~。
筆影山から望む瀬戸内海の海霧

筆影山から望む瀬戸内海の海霧

筆影山から望む瀬戸内海の海霧

海霧の中を航行する大きな船

海霧の中を航行する大きな船

 

 

海霧の中に船が入ると、安全の為になかりスピードを落として進んどった。
海霧の中を航行する大きな船

 

 

このずらりと並んだカメラマンの隙間をなんとか見つけて撮影したり、頑張って両手を頭上高く持ち上げて人の頭の上から撮影したりと中々大変じゃった。これ以上人が増えたら早よ行って場所取りせんと撮影できんかもしれんのう。

まあ、早朝じゃけん人がそんなに増える事はないか~。
筆影山から海霧を撮影するカメラマン達

 

 

下の写真の時点で時間は7時30分。太陽の光は次第に白くなってきた。

因島大橋が隠れるぐらいに海霧が発達してきたのう。
海霧の中を航行する大きな船

 

 

小型の旅客船はそんなに航行スピードは落としとらんかったんじゃけど、高性能レーダーでも積んどるんかのう。
海霧の中を航行する旅客船

海霧が無い部分の海

海霧の中を航行する大きな船

海霧の中を航行する大きな船

快晴で海霧を見るには最高の条件

 

 

筆影山展望広場に到着してから1時間が経過。下の写真は7時50分頃じゃ。

海霧はまだまだ発生したままじゃったんじゃけど、十分に堪能したけん帰路に着くことにした。

自然ってやっぱり凄いのう。
海霧の中の小佐木島

 

帰りに寄った筆影山展望台の眺め

海霧を存分に堪能した後、折角じゃけん展望台にも寄って帰ることにした。

筆影山山頂には二階建ての展望台、そしてトイレもあるけんありがたい。
筆影山展望台

 

 

展望台からの眺め。

見晴らしはええにはえんじゃけど、木が邪魔で海霧観賞にはむいとらん。ここは桜の時期が最高じゃろうの。
筆影山展望台からの眺望

 

 

同じく展望台から三原中心部方面の眺め。
筆影山展望台からの眺望

 

 

驚いたことに展望台の周りにはモミジの木が多く、12月に入ったというのに紅葉が綺麗じゃった。

紅葉スポットとしては無名じゃけど、紅葉を見に来るのもよさそうじゃのう。
筆影山展望台付近の紅葉

 

最後に

折角ここまで来たんじゃけん、そのまま帰るのはもったいないと思い隣の竜王山にもよって帰ることにしたんじゃけど、その件はまた次回に。

竜王山へと向かう道中に筆影山展望台と海が良く見える場所があり立ち止まって眺めてみると、海上には海霧がまだ漂うとった。
筆影山と海霧

 

 

海霧は冷え込み、晴天、無風の条件が揃わんと見る事ができんのじゃけど、海霧発生のメカニズムについて考察しとる人がおった。

三原の海霧。海霧発生条件の不思議」と言うブログの記事でそれが書かれとる。

 

冷たい空気が内陸部から川沿いに海上まで流れてきて海霧が発生する。

海霧は温度差がある方が発生しやすいけん海水温が下がる前、つまり晩秋付近で気温がぐっと下がった日が大量に発生しやすい。また、海水温を考えると満潮時の方が、冷たい川の水が流れ込んでも海水温が下がりにくく海霧の発生条件にとって有利に働くと言うことじゃ。

海霧の理想的な条件としては、海水温が高い、冷え込み、無風、満潮という事が全て揃えばかなり熱い!!と言うことじゃの。それと、朝日に照らされた海霧が見たいけん晴天の方がええの。勉強になりました。

 

俺が海霧見て思うたのは、海面が太陽に照らされ出して30分ぐらいは日の出前よりも海霧がモリモリ発生したような気がするんじゃけど、理屈がようわからんけん誰か考察してくれ~。もしかして気のせいかもしれんけど・・・。

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