『佛通寺』広島県屈指の紅葉の名所じゃのう(広島県三原市)

広島県三原市にある佛通寺(ぶっつうじ)は広島県内で屈指のモミジの紅葉が見事なお寺じゃ。

非常に有名なお寺なんじゃけど、俺は今まで佛通寺には一度も行ったことがなかった。なぜかというとその素晴らしすぎる紅葉を見る為に多くの観光客がおとずれ、紅葉の時期は大渋滞しとるけんじゃ。

じゃけど、そんなに素晴らしい紅葉が見れるんなら一度は自分の目で是非見てみたいといつも思うとった。

紅葉が見頃になったという情報を聞き積年の思いが今年は爆発!大渋滞を覚悟して初の佛通寺の紅葉を拝みに行ってきた。

佛通寺へのアクセスや交通規制等の情報(2022年11月更新)

臨済宗佛通寺派大本山佛通寺(佛通寺ホームページ
広島県三原市高坂町許山22

 

高速道路で佛通寺へ行く場合は、山陽自動車道”三原久井IC”で降りて、料金所を出てすぐの信号を左折するんじゃけど、約150m進んで直ぐにまた左折して国道486号線を進む。ハンドル操作が忙しいぞ。

国道486号線を進んで高速道路の高架下をくぐると県道50号線の看板が左手にある。地図を見るとこの県道50号線を通れば佛通寺まで行けそうなんじゃけど、2016年11月現時点では通行止めで通れんけん、行かんように。(グーグルマップの経路案内ではこの通れん道を行くようになるけん注意!信じるな!)

国道486号線をそのまま進んで行くと、目の前に再度、高速道路の高架が現れて看板に佛通寺の文字が書かれとる(下の写真)。これを左折して高速道路沿いの県道50号線を進んで行くと佛通寺へとたどり着けるぞ。グーグルマップの案内とかナビには頼らずに、とにかく看板の通り進め。
佛通寺への道路案内

 

 

後は看板がきちんとあるけん、その通りに行けば佛通寺までは問題なくたどり着けるけんの。
途中、道が急に狭くなるけんゆっくり安全運転で進もう。
佛通寺へと向かう細い道

 

佛通寺へマイカーで行く場合(2022年11月更新)

紅葉の時期には交通規制がかかり、時計回りの一方通行になるけん注意が必要じゃ。佛通寺の交通規制箇所は三原市のHPに記載しとるけんそっちを見てくれ。

2022年の交通規制は11月5日(土曜日)~27日(日曜日)、9時から17時まで。昔は平日は混雑時のみの規制じゃったんじゃけど現在は平日も規制するようになった。

※注意!! 11月12、13日はマイカー乗り入れ禁止

 

駐車場は第1、第2、第3駐車場があるんじゃけど、紅葉のピーク時には平日でもすぐに満車になってしまうけんの。

5日間の期間限定(2021年は11月12、13、19、20、23日)じゃけど、9時から16時30分まで無料のシャトルバスも運行しとるぞ。これを利用するには”高坂自然休養村農村広場”に車を止めて、駐車場すぐそばの”高坂自然休養村管理センター”からバスに乗る。佛通寺のすぐ近く、第2駐車場まで連れて行ってくれるけんの。

 

 

無料シャトルバス利用者駐車場の”高坂自然休養村農村広場”の場所はここじゃ。↓↓↓

無料シャトルバスはこの付近で発着するけん行けばわかるじゃろう。

 

佛通寺へJR利用の場合(2022年11月更新)

JRで来る人は三原駅から「芸陽バス」が運行しとるけんそれに乗って佛通寺まで行くことができる。

紅葉の時期(2022年は11月12日から11月23日)は増便しとるけんの。

三原駅から佛通寺まではバスじゃと約30分の道のり。運賃は片道で大人630円、小人320円となっとる。

【紅葉の佛通寺、芸陽バス臨時便の運行情報(2022年)】

 

佛通寺秋季特別拝観の日時、料金(2022年11月更新)

2022年11月3日~11月27日の期間、佛通寺秋季特別拝観をおこなう。

拝観料は大人500円(大学生以下無料)払えば本堂、佛殿の拝観ができる。拝観時間は8時00分~17時00分まで。

  • 問合せ先:佛通寺
  • Tel:0848-66-3502

佛通寺、秋のライトアップ(2022年11月更新)

2022年は残念ながらライトアップは中止。

2021年11月6日~11月28日の間、18時00分から20時まで毎日夜間ライトアップ予定。

  • 問合せ先:三原市観光課
  • Tel:0848-67-6014

佛通寺周辺保全協力費について

紅葉シーズンの交通規制、佛通寺周辺の森林保全のため普通車・軽自動車500円、観光バス1000円の協力金に協力しましょう。

依頼日時:2022年11月5日(土曜日)~27日(日曜日)9時~17時

佛通寺の素晴らしい紅葉!

ついに念願の秋の佛通寺へとやってきた。

予想通り道は大渋滞で駐車場も満車・・・。道路にも人が溢れとった。

じゃけど、俺は全く問題なく駐車場へと入れた。何故かというと、バイクで行ったけんじゃ。やっぱ、こういう時はバイクに限るの~。へへへ。

バイクを第2駐車場に止め、佛通寺へと歩いて行く。紅葉は凄まじく綺麗なんじゃけど、渋滞も凄まじい。

いや~、じゃけど来てえかった!紅葉がブチ綺麗じゃ!
佛通寺、第2駐車場付近の紅葉

佛通寺、第2駐車場付近の紅葉

佛通寺、巨蟒橋の前の羅漢

 

 

佛通寺の境内に入るには巨蟒橋(きょもうきょう)という橋を渡るんじゃけど、橋の手前で拝観料を収める。
佛通寺、巨蟒橋からの紅葉の景色

 

 

巨蟒橋からの眺めがこれまた素晴らしい。
佛通寺、巨蟒橋からの紅葉の景色

佛通寺、巨蟒橋と紅葉

巨蟒橋(きょもうきょう)

境内を流れるこの渓流は、往古より「活龍水」と呼ばれ、佛通寺本時の結界である。開山大通禅師がこの地に訪れた時、この川に棲む大蛇が自ら橋となり迎え入れたという故事にちなんで名付けられた。

 

 

巨蟒橋を渡るとすぐに山門が目の前にどっしりと構えとる。
佛通寺、山門

 

 

門をくぐって中に入ると、紅葉で赤く華やかじゃった外とは対照的に落ち着いた様子で、枯山水の庭となっとった。
佛通寺の境内

 

 

羅漢像の付近にも大きなモミジの木が見事に紅葉しとる。しかし、仏像とモミジは絵になるのう。
ありがたや、ありがたや。
佛通寺、羅漢像と紅葉

佛通寺、羅漢像と紅葉

佛通寺、羅漢像

 

 

手水場にも見事な龍がおる。
佛通寺、手水場

 

 

ふと、道路の方に目をやると、やはり車は数珠繋ぎ。
車に乗っとる人はまさか自分が凄まじく美しい紅葉の中におるとは気がついとらんじゃろうの。
佛通寺の紅葉シーズンの渋滞

 

 

せっかく来たけん、多宝塔まで登ってみようと巨蟒橋(きょもうきょう)を再度渡って参道へ出た。

参道を挟んで目の前に見える崑崗池(こんこういけ)の奥には、三安観音(みやすかんのん)が優しくコチラを見とる。観音様の頭上の紅葉は赤、黄、緑と三色の何とも不思議な雰囲気が漂う。まるで極楽浄土に来たかのような・・・。
佛通寺、三安観音と紅葉

 

 

多宝塔へと行くには含暉坂(がんきざか)と言う石の階段を登る必要があるんじゃけど、途中には大きな杉の木が生えとって悠久の歴史を思わず感じてしまうのう。

まあ、10分くらいで登れるけん距離は大した事はないんじゃけど、階段となっとる石の大きさが不揃いじゃけん結構歩きにくい。こけんように足元は要注意じゃ。
多宝塔への道のり

 

 

坂を登りきると目の前には開山堂と隣に地蔵堂。
右手に進むと銀杏の木が生えとって、左手に進むと多宝塔がある。
開山堂とモミジ

 

 

これが多宝塔。この多宝塔は下からでも屋根の一部が見える。
佛通寺の多宝塔

 

 

多宝塔の回廊からの景色。

この時点で15時30分。太陽はだいぶ西に沈み、佛通寺の境内はほとんどが山の陰に覆われた。影がのびるのが早いけん、太陽の光に照らされたモミジをカメラに収めたいなら早めに来た方がええぞ。山奥の夕暮れは早い。
佛通寺の多宝塔からの景色

 

 

そろそろ帰路につこうとバイクの止めてある駐車場を目指しだしたんじゃけど、山に沈む直前の夕日がスポットライトの様にモミジを照らすけん、何度も足を止めてシャッターを切ってしまう。紅葉が美しすぎるけんしょうがないよの。
佛通寺の紅葉

佛通寺の夕暮れの紅葉

佛通寺の夕暮れの紅葉

岩に掘られた尊皇の文字

 

 

16時を過ぎてから駐車場まで帰ってきたんじゃけど、まだまだ観光客の車は入れ替わり立ち替わり駐車場にやってきとった。こんなに遅い時間からくる人はやっぱりライトアップ狙いかの?
第2駐車場は紅葉が溢れとるぞ~!!
佛通寺、駐車場からの紅葉

再訪したけん写真追加!

佛通寺の紅葉

佛通寺の紅葉

佛通寺の紅葉

佛通寺の紅葉

最後に

紅葉の名所とは知っとったんじゃけど、まさかここまで佛通寺の紅葉が見事じゃとは全くの想定外じゃった!

渋滞、混雑は面倒臭いんじゃけど、それでもここの紅葉は非常に魅力的じゃ。俺みたいに渋滞が嫌じゃという理由で来たことない人はとにかく一度重い腰を上げて紅葉の時期の佛通寺へ行ってみてくれ。

広島に住んどって紅葉好きでここの紅葉を見とらんというのは非常に勿体ない!

佛通寺の近所には昇雲の滝瀑雪の滝女王滝三景園もあるけん時間がある人は行ってみよう。

 

佛通寺

佛通寺は、1397年(応永4年)小早川春平(こばやかわはるひら)が愚中周及(ぐちゅうしゅうきゅう)禅師を迎えて建立した臨済宗の禅刹である。
小早川一族の帰依を受けてまたたくまに寺勢は隆昌し、最盛期には山内の塔頭(だっちゅう)88ヵ寺、西日本に末寺約3千ヵ寺を数えるに至った。
しかし、応仁の乱(1467~1477年)ののち荒廃にむかい、小早川隆景(たかかげ)の治世になってやや再興したものの、福島・浅野と時移り、しだいに往時の面影を失ったのである。
近代に入ると一転して法灯はおおいに挽回され、1905年(明治38年)、臨済宗佛通寺派として独立復旧し、参禅道場をもつ西日本唯一の大本山として今日に至っている。
境内全体の規模や堂宇跡の配置などには見るべきものがあり、貴重な文化財も数多く保存されている。
特に含暉院(がんきいん)の開山堂および地蔵堂は、佛通寺創建当初のたたずまいを偲ばせる現存最古の建物である。

佛通寺境内の看板より参照

 

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