『筒賀の大銀杏』天を突く巨木が黄色く染まる~!!(安芸太田町筒賀)

筒賀の大銀杏

安芸太田町筒賀にある筒賀大歳神社の境内に生えとる銀杏の木はとても大きい。

筒賀の大銀杏と呼ばれ、なんと推定樹齢は1100年!木の高さは48メートル、周囲は8.2メートルもあり、広島県の天然記念物に指定されとる。

この筒賀の大銀杏の黄葉は11月の中旬(10日前後)が例年見頃で、この巨木が真っ黄色に染まった姿は圧巻じゃ!

2016年は黄葉の進み具合が少し遅いといわれとったんじゃけど、今週末(11月13日)しか行けそうな時間がなかったけん、車を走らせて筒賀へと向かった。

筒賀の大銀杏、アクセスと駐車場

広島県山県郡安芸太田町筒賀
 

 

筒賀の大銀杏は国道186号線沿いにあるんじゃけど、黄葉の時期に行くと、大きな黄色い巨木が絶対に目にとまるけんすぐに解るじゃろう。

高速道路で行くなら中国自動車道の戸河内ICで降り、料金所を出てすぐの信号を左折して国道186号線を吉和方面へ約4km進むと筒賀の大銀杏が右手にある。

駐車場は神社の隣に用意されとるんじゃけど、土日は時間帯によっては満車になることもあるけん、人の少ない早朝に行くのがええかもしれんのう。俺が行ったのは朝の10時頃じゃったんじゃけど、駐車場は7割ほどうまっとった。

 

駐車場は下の写真の赤矢印部から入る。
筒賀の大銀杏、駐車場

 

黄葉時期の土日の昼頃には駐車場に入れん車が国道186号線上で止まったり、ノロノロ運転したりしとることもあるけん、安全には十分気をつけよう。

 

筒賀の大銀杏ライトアップイベント!(2021年11月追記)

2021年は11月5日(金)~落葉までの期間でライトアップイベントが開催される!

時間は17:30~21:30じゃ!

詳しくは安芸太田ナビで確認してくれ。

 

筒賀の大銀杏の黄葉

色付きが心配じゃったんじゃけど、行ってみるとほぼ真っ黄色に銀杏の木は衣替えをしとった。

黄色に染まった筒賀の大銀杏を多くの観光客が訪れ、歓声をあげる。

残念ながら落ち葉の黄色いじゅうたんはまだ出来とらんかったんじゃけど、その分、銀杏の木には葉がビッシリと並び、巨大な黄色の塔がそびえたっとるようじゃった。

とにかく銀杏の木が大きすぎて、木からかなり離れんとカメラのフレームに入りきらんぞ!!下から見上げると、まさに天を突くかのような大木!

筒賀の大銀杏、全体

筒賀の大銀杏と鳥居

筒賀の大銀杏と狛犬

筒賀の大銀杏の幹はかなり太い

落葉前の銀杏

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏

 

大きな幹からは気根が垂れ下がっとる。
気根は乳根(ちちね)とも呼ばれ、安産や子育ての信仰対象になることもある。
筒賀の大銀杏、気根(乳根)

 

神社の裏にも控えめに銀杏の木が2本、黄葉しとった。
神社の裏にも銀杏があった

 

筒賀のイチョウ

広島県天然記念物
根回り周囲 10.6メートル
目通り幹周 9.85メートル
樹高 約48メートル

イチョウは、中国原産の落葉性の大高木で、時として「ちち」といわれるおおきな気根が下がることもある。

本樹の主幹はほぼ直立し、地上3メートル付近ではじめて小枝を分かち、樹勢は旺盛で、筒賀大歳神社の本殿をおおうばかりの見事な樹冠を形成している。往古より神木として手厚く保護され、イチョウでは広島県有数の巨樹である。

宝暦13(1763)年の「筒賀名所記」には、「大歳大明神に神樹の銀杏あり、大きさ40囲りにして、高さは百有余尋。三十有余歳にして一結実あり。また異事なり」と、書かれている。

安芸太田町教育委員会の看板より

 

筒賀の大銀杏の写真追加(2018年11月)

2018年11月2日に行った筒賀の大銀杏の写真を追加じゃ。

11月入ったばっかりじゃけんまだまだ青い葉が目立つんじゃけど、それでも大迫力!ここ銀杏の木は凄い!

ちなみに以下の写真は全て魚眼レンズで撮っとるけん普通のカメラじゃと同じようには写せんけんの。

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏

筒賀の大銀杏を動画で

2020年11月に撮影した筒賀の大銀杏の動画じゃ。

この迫力は動画でも伝えきらんけん是非現地へ足を運んでもらいたいの!

 

夜のライトアップも動画でどうぞ!

最後に

筒賀の大銀杏、葉が落ちる前の方が木全体が真っ黄色の塊になっとって迫力があるのう。まあ、時間があったら黄色のじゅうたんも見に再度訪れたいんじゃけど。

筒賀の大銀杏を少し離れた場所から写真を撮ってみた。下の写真中央の黄色いのが筒賀の大銀杏じゃ。
高台から筒賀の大銀杏を望む

 

アップにすると、車や家と比較して、筒賀の大銀杏がいかに大きいかがよく解るじゃろう。筒賀の大銀杏、デカい!
筒賀の大銀杏

 

しかし、木を表すときは「銀杏」と書いて「イチョウ」、実を表す時は同じ「銀杏」と書いて「ギンナン」と読むのは紛らわしいのう。

イチョウの木は、中国語で葉の形がアヒルの足に似ていることから「鴨脚(イアチァオ)」と呼ばれとるのからきとるらしいし、実のギンナンは元々は「ギンアン」からきとるそうな。

勉強になったの!

直ぐ近くには滝も見れる龍頭峡があるけん、あわせて行ってみたらどうかのう。

 

紅葉情報をまとめたけんの!

その他の広島県内紅葉スポット情報はコチラ

 

 

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