
11月の頭に広島県廿日市市の極楽寺山(ごくらくじやま)に紅葉を見に行ってきた。
この山はその名の通り山頂付近に「極楽寺」というお寺がある。標高約665mにあるこのお寺は天平3年(731年)に聖武天皇が建立したとされとる。ちなみに極楽寺山の山頂は標高693mじゃ。
近所には「垣添ダリア園」や「アルカディアビレッジ多目的広場」なんかもある。
極楽寺へのアクセス
極楽寺の場所はココ。 広島県廿日市市原2180
海側から国道433号線を登って極楽寺山に向かう場合は「長野ループ」と言う名のぐるっと一周するよな道がある。広島市から一番近いループ道路じゃないじゃろうか。
この「長野ループ」よりも山頂に近い場所では度々、猿の群れを見かける。運がえかったら野生の猿が見れるかも知れんで。
国道433を途中で右に曲がって、県道 長野・葛原線に入り、峠付近を右折して極楽寺へと向かう。 ゲートが有って中に入れるのは9時~17時30分となっとるけん時間には気をつけたほうがええで。
ゲートを過ぎてしばらく行くと「蛇の池」と言う池があって、駐車場もここにある。じゃけど、「極楽寺」まで行く人はそのままスルーして先に進むと一番奥に「極楽寺」に最も近い駐車場へたどり着く。
「蛇の池」には鯉や亀がおって人が池に近づくと集まってくる。睡蓮(すいれん)の開花時期’(6~8月)には「蛇の池」一面に花が咲き渡る。花を見るなら午前中にいかんと萎んでしまうけん注意!
さて、今回は「極楽寺」の紅葉がメインじゃったけん、「蛇の池」はスルーして一番奥の駐車場に車を停めた。
一番奥の駐車場から「極楽寺」まではゆっくり歩いても5分位の距離。
いざ紅葉を求めて極楽寺へ
車を降りてから「極楽寺」へ向かうといきなり深い森に突入するけん、普段山に行かん人はビックリするかもしれんけど、道もしっかり整備されとるし、何といっても距離が近いけん大丈夫じゃ。
駐車場からあっという間に「極楽寺」に到着。 古い木造作りのお寺が何とも風格があるのう。しばし見とれる。
モミジはまだ色づき始めという木が多かった。
これは極楽寺の裏のお地蔵様。モミジとの調和がなんとも素晴らしいじゃろ。
「極楽寺」の敷地内には展望台もあり瀬戸内海が見渡せる。
展望台では登山者が昼休憩中じゃった。 極楽寺山は登山者が多い。学校の行事で極楽寺山に登る学校もあるらしい。
帰りに「蛇の池」にも寄ってみると、かなりの人。といっても普段を知らん人が見たら、「行楽シーズンじゃのに、これだけしか人がおらんのか」というレベル。普段はあんまり人の気配がせん程度しか人がおらん。
紅葉の時期じゃのに桜が狂い咲き。もしくはそういう品種なんかの?
最後に
お地蔵さんと紅葉、心が和む~。
極楽寺は他の紅葉の名所と違って人もそんなに多くない。場所がお寺と言う事で、和を強く意識させれれた。
お地蔵さんに手を合わせると、「真面目に頑張ります」と言う気持ちが自然と湧いてきた。 普段、不真面目に過ごしとるけんそう思ったわけじゃないで。
何時も全力で真面目に生きてます!
多分・・・