俺はノースフェイスのダウンジャケットを愛用しとる。サミットシリーズのアコンカグアジャケットと言うやつじゃ。
このアコンカグアジャケットは数年前に買ったんじゃけど、何故か今はサミットシリーズから外れとるようじゃの。GOLDWINのホームページを確認してみると残念ながら 「SUMMIT」 の文字がどこにも見当たらん。
ググッてみると、どうやら2011年のモデルから 「SUMMIT」 の冠が外れてしもうたみたいじゃの。
まあ、俺は何も知らずに買ったらそれがサミットシリーズじゃったというだけなんじゃけど。もしかして価値があるんか??
ノースフェイス:SUMMIT SERIES(サミットシリーズ)とは
ハードコアなアルパインクライミングへの挑戦を最高レベルのテクノロジー&レイヤリングでサポート。
残雪の山や高所へのアタックを続けるクライマーをサポートする頂上アイテム群です。
世界中のトップアスリートからのフィードバックと、人間の身体や自然環境を徹底的に分析した集めた数々のデータ。
ここから生まれた最先端のテクノロジー&レイヤリングシステムを高機能モデルとして提案します。GOLDWINのHP参照
トップアスリートが過酷な環境の登山で実際に使用し、繰り返し改善を重ねて出来上がった物がサミットシリーズとしてリリースされとる。上記説明の ”頂上アイテム群” ってのが男心をくすぐられるよのう。
ちなみにウェアやギアの性能によって登山の成功率&生存率は大幅に変わってくる。一番の革命は化学繊維が登場した事じゃろうの。
はっきり言うんじゃけど、俺はサミットシリーズのダウンジャケット買ったからというてアルパインクライミングする予定はない。
アコンカグアジャケットについて
このアコンカグアジャケットはとにかく軽い。重さを計測してみると、たったの327gしかない!初めて手にとった時はそのあまりの軽さに「これほんまに暖かいんか?」と一瞬、疑問に思ってしもうた位じゃ。袖を通してみると、流石に軽いだけあって着とるという感覚が非常に少ない。マジで楽。
光電子ダウンとか言うのが入っとるけんなんか良さそう。どうやら遠赤外線/保温持続/速乾/軽量とかなり高機能な物らしい。
「肝心の保温性能はどうなんじゃろうか?」
「じゃけどこの軽さ、着た時のストレスの少なさは十分に買うに値する!」
「俺は他の人よりも寒さに強いみたいじゃけん、まあこれでも何とかなるじゃろう」
という感じで購入する事に決めた。
コレを買うまではダウンジャケット言うたら今まではモコモコで太めというイメージしか無かったんじゃけど、必要最低限のダウンしか入って無いおかげか、ボッテリとした感じはない。ダウンジャケットよりも俺の体型のボッテリ感が気になる。
アコンカグアジャケットには岩がよく似合う。岩をバックに見るとアルピニズムが少しだけ湧いてくるかの?
ハンドウォーマーのポケットの中は手の当たる部分がナイロン素材じゃないけん非常に暖かい。
何これフリースか?
内ポケットが一つあるんじゃけど、アコンカグアジャケットをそこに押し込むとコンパクトに収納できる。
内ポケットに収納したアコンカグアジャケット。
俺は収納して持ち歩く事は無いんじゃけど、やっぱアルパインクライミングはライト&ファストよのう。
ジップインジップにも対応しとってアウターシェルと連結可能じゃ。
俺は必要がないけんいつもは連結せずに使っとる。写真を撮る為に初めてジップインジップの機能を使った。
最後に
購入時には最大のメリットの軽さに「このダウンジャケットは暖かいのか?」と少し戸惑いもあった。じゃけど、予想に反してアコンカグアジャケットは非常に暖かかった。それと着とって楽チン。
軽い!軽い!
個人差はあるじゃろうけど、俺はバイクに乗る以外でアコンカグアジャケットを着る事は年に数回しかない。なぜかと言うと暑いけん。よほどの寒波がこん限りは俺にとってはコイツはオーバースペックなんじゃ。インナーにフリース着てアコンカグアジャケットを羽織って5分歩いたら暑くて脱ぎたくなる。俺が暑がりすぎるんか?
ダウンジャケット買ったのはアコンカグアジャケットが初めてなんじゃけど、ダウンてやっぱ凄いのう。こんなに時代が進歩しても、自然界で生まれたダウンがやっぱり保温効果が高い。コレを超える化繊は果たしていつかできるんじゃろうか。
アウトドアブランドが作ったウェアに袖を通した事が無い人はぜひ一度試着してみてくれ。最近はデザインもオシャレになってきとるけど、やはり性能を突き詰めたウェアは実際に着た時の感動は大きいし、過酷な環境へ身を置く場合には大きなアドバンテージとなる。(ブチ寒い日とかも楽しくなる!って俺だけか)
現行のアコンカグアジャケットには 「SUMMIT」 の文字が入っとらんけど基本的には同じみたいじゃ。