北広島町東八幡原にある『聖湖』は、水力発電用の調整池として造られた樽床ダムによってできた人造湖じゃ。
この湖をぐる~っと一周できるように道路が造られとるんじゃけど、紅葉時期には木々がオレンジや黄色に染まり美しい光景を目にする事ができる。
ありがたい事に、わざわざ道路から山に入ったり水辺に降りたりせんでも十分に素晴らしい紅葉が楽しめるんじゃ!
この記事の写真は全て道路上から撮影しとるけんの~。(実は三ツ滝に行ったけん、周囲を探検する時間が無くなった・・・)
『聖湖(樽床ダム)』へのアクセス
広島県山県郡北広島町東八幡原(西八幡原)
聖湖は東八幡原と西八幡原のちょうど境界にある。樽床ダムは管理棟?が東側にあるけん住所は東八幡原となっとるようじゃのう。
聖湖へと向かう国道191号線は道路が広くて走りやすい快走路。
控えめに小さく出とる「聖湖 樽床ダム」の看板を見落としてうっかり日本海まで行ってしまわんようにの。
『聖湖(樽床ダム)』紅葉を楽しみながらダム湖を周遊!
訪れたのは11月初旬。
聖湖へ行くには国道191号線から脇道へ入るんじゃけど、南側と北側に二か所入口がある。
俺は南側の道路から聖湖へと向かった。(聖湖の東側を走るようになる)
道路は狭いしカーブも多く見通しが悪いけん安全運転での。交通量は少ないけん車はどこでも止めれそうじゃったの。(俺はバイクで行ったけどの)
国道191号線から約1.5km進むと急に視界が開けて小島が見えた。
湖に浮かぶ小島と紅葉、そして青い空。最高の景色じゃ~。
ここは魚釣りでも有名じゃったんじゃけど、現在は釣りは禁止みたいじゃのう。ボート使わずに丘から釣るだけならえんじゃろうか?
定番のブラックバスだけじゃなくサツキマス(降湖型)もおるみたいじゃのう。
道路を進んで行くと左手の林の中から心地よい朝日の木漏れ日。
色付いた木々の景色を眺めながら非常にゆっくりと進んだんじゃけどあっという間に樽床ダムに到着した。
国道191号線から3km弱の距離。
下の写真はダムの上から柴木川上流方向の眺望じゃ。ド派手な赤い紅葉はあんまりないんじゃけど、オレンジや黄色の紅葉が美しい。
ダムの上から柴木川下流(三段峡方面)を望む。
樽床ダム。
ここから下に記載してある写真は「三ツ滝」へ行ってから帰ってきた後の写真じゃけん時間は昼前。
快晴じゃったのに曇ってきて少し残念じゃった。それでも紅葉は綺麗じゃったけどの。
聖湖の西側の道路を進む。
しばらく進んで行くと橋の上からなんともええ感じの場所を発見。
ここは数々のカメラマンが写真を撮っとる場所じゃ。
聖湖には過去に何度かバイクでフラフラしたことがあったんじゃけど、紅葉や早朝の景色が素晴らしいと言う事はある方のブログの写真を見て初めて知った。コチラ→【ABB-KBB-DIARY】
同じ場所を少しアップで。(雲が切れて太陽が出るのを5分くらい待った)
同じ場所の反対側の眺めも中々の物じゃ。
少し進むとまた橋がありそこからの景色。
更に先に進むと国道191号線はもう目の前。
湖の姿は消え、聖湖は柴木川へと姿を変えた。
最後に
道路上から眺めただけでこの素晴らしい景色が見れるのはほんまにありがたい。
三段峡や深入山に行くだけで聖湖には寄らん人が大半じゃろうけど、紅葉の時期はほんまに綺麗なけん是非立ち寄ってもらいたいのう。
車に乗って道路を走るだけでこの景色が見れるんぞ!
実は樽床ダムで三ツ滝に行く準備中に、既に三ツ滝に行ってきたという人と少し会話したんじゃけど、とにかく早朝の景色が素晴らしいけん朝早く来て見て欲しいと熱のこもった言葉で話してくれた。
今回はバイクじゃったけん寒いのを避けて遅めに家を出たんじゃけど、来年は紅葉の時期に車で聖湖に早朝アタックしてみるかのう~。
元気があったら聖山、高岳にでも登山してみるかのう。
おっとその前に新しい登山靴を買わんといかんわい・・・。
そうそう、知る人ぞ知る聖湖キャンプ場(無料!!)もここのええとこの一つじゃの。
【愛称 聖湖の由来】
柴木川第一発電所樽床貯水池(広島県芸北町池内)
湖近くの聖山(標高1113m)に因んで命名されたもので湖畔には聖湖キャンプ場、三段滝、三ツ滝等があり、また秋には湖畔一周マラソン大会が行われるなど、親しまれている愛称である。
(現地案内板より抜粋)