伐採した木を薪にする!農業は意外と考える事があるもんじゃ~

薪を作る作業

農業は身体を使う肉体労働のイメージが強いと思うんじゃけど、作業しながら意外と色々考えとるんよの~。

いや、もちろんなんも考えんでも作業事態はできるんじゃけど、最初の段取りで「どうやったら効率がええか?」とか「楽で安全な方法は?」とか「周囲への影響は?」とかを自然と頭の中で考えながら動いとるんじゃ。

最初に言うとくけどこの記事見ても特に得るものは無いけんの。ただの日記みたいなもんじゃ。新幹線の移動時間が暇じゃけん、スマホでピコピコフリッカー入力の練習がてら書いた。

古くなったミカンの木を伐採して薪にする

古くなったミカンの木を伐採して、そこに違う品種の木を植えることになったんじゃけど、その伐採した木を「たきもん(薪の意)にしたいけん、くれーや」と、クライアント(親戚のおじさん)から依頼が舞い込んできた。

当初、木は大雑把に切って畑で焼却する予定じゃったんじゃけど、薪にするとなると作業が変わる・・・。

伐採するミカンの木は約20本。

どれくらいの薪がいるんか聞いたら「全部」との事・・・。

ここ最近は木をあんまり大きくせんのんがトレンド(木が小さい方が作業が楽じゃけん)なんじゃけど、伐採する木はうん十年前に植えた木じゃけんかなりの大きさじゃ。

こりゃ~骨が折れるぞ。

どのように作業して薪にするか?を考える

さて、どうやって木を切るかなんじゃけど、とりあえず木を斬り倒してから細かく切る方法と、立っとる木をいきなり薪のサイズに切る方法が考えられる。

まっすぐで背の高い木なら、先ずは根本からぶち切るんじゃけど、ミカンの木は結構グネグネと曲がっとるけん、切り落とした枝を後から押さえてチェーンソーで切るのは中々難しい。

というわけで、木が立ったままの状態からいきなり薪の長さに切る事にした。

 

まず、薪には使えんくらいの細い枝をノコギリで切り落とし、ミカンの木を骨だけの状態にする。

この切り落とした細い枝は燃やすか、きざんで肥料にするかじゃのう。

できる男はクライアントの要望にもキッチリ答える

骨状態のミカンの木をチェーンソーで薪の長さに切っていくんじゃけど、ここでクライアント(親戚のオジサン)から長さに関して要望があり、コンテナに入るサイズにして欲しいとのこと。

薪を作る作業

コンテナに入れて薪を整理しとったら運ぶのも楽じゃし確かにそれがええじゃろう。

じゃけど、これに入る長さをいちいち確認しながら木を切るのは効率が悪すぎる。

短めに切りゃーコンテナに入らんことはないんじゃけど、切る回数が増えるのはしんどいけん嫌じゃ。じゃけど、切る枝の長さの自分の感覚が間違っとらんか数回に一回は確認したい

さて、どうするか。

大体目安の長さがわかればええ時には自分の身体の一部をスケール(ものさし)の代わりに使うのが手っ取り早い。それと、常時使う道具の長さを目安にしてやる事もできる。

今回はチェーンソーのブレードの長さがちょうど薪にする長さとほぼ同じじゃったけん、こいつを長さの基準にして作業した。

薪を作る作業

 

 

なんぼ文明の力で作られたチェーンソーがあるとはいうても切る回数が多く長時間労働となるとかなりの重労働じゃ。

チェーンソーは結構重いし、枝の具合にあわせて色々な体勢をとる必要があるけん、1日チェーンソーを振り回したらかなりしんどいけんのう。

刃がちびてきたら切れにくくなるけん、力が必要になる。

燃料入れるタイミングで刃を研ぐんじゃけど、2、3回研いだら予備の刃に交換じゃ。

 

切れすぎると怖い言うもんがたまにおるんじゃけど逆じゃ。

切れにくい刃じゃと力を入れて押しつけて切るようになるけんそっちの方が危険が危ないけん怖いが恐怖でリスクじやけんの。

力入れる→疲労→ミスの確率アップじゃ。

ちょっと違うけど、スノーボードやスキーもよく滑る板の方が簡単に滑れるよの。

薪を作る作業

最後に

ただ木を切って薪を切るだけでもその時の環境でやり方も変わる。

「効率よく安全な方法で」と意識して考えながら作業すると色々考える事もあるよの~。

農業は頭脳と体力の両方を駆使して働く事が以外と多い。なんも考えんでも出来ることは出来るんじゃけど、クオリティーや成果は・・・。

それと人間の能力以上の道具を使う時はとにかく安全第一じゃ。チェーンソーなんか特に一歩間違えたらとんでもないことになってしまうけんのう。

スマホでも何とか文章が書けるもんじゃ。ええ暇潰しになったぞ。

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