『除虫菊』が咲き誇る風景、瀬戸内海と共に望む!(尾道市因島)

馬神除虫菊畑から瀬戸内海を望む

しまなみ海道の因島(尾道市)では、5月の初旬に白い花を咲かせる除虫菊と共に瀬戸内海を眺める事ができる。

その名が示すように、種になる部分には殺虫成分(ピレスロイド)を含んどって、昔は殺虫剤や蚊取り線香の原料として使われとったんじゃけど、現在では代替成分(合成ピレスロイド)が工業的に製造可能となったけん、現在では除虫菊を栽培する目的は失われた。

因島ではかつて除虫菊の栽培が盛んで花の咲く時期には辺り一面真っ白になるほどじゃったという。

この事を後世に残す為に島内数か所で今もなお除虫菊を育て続けている。

馬神除虫菊畑へのアクセスと駐車場

尾道市因島重井町

 

因島で除虫菊が見れる場所は「因島マリーナ除虫菊畑」、「馬神除虫菊畑」、「白滝フラワーライン除虫菊畑」、「因島フラワーセンター」の4箇所あるんじゃけど、重井町にある「馬神除虫菊畑」がもっとも見ごたえがある。

行く前には因島観光協会「いんのしま観光なび」もチェックするとええじゃろう。

 

 

馬神除虫菊畑までは道が狭く車の離合が困難じゃけん、除虫菊畑入口付近(県道366号線沿い)の駐車場に車を止め約300m歩いて行くようになる。
馬神除虫菊畑、駐車場

 

 

歩きだしてすぐに右手にある看板。

馬神(うまがみ)はかつて島じゃたことが記載されとったんじゃけど、「うしのくそ岩」が気になる・・・。「うしくそ燈台」ってのも凄いネーミングじゃのう。
重井、馬神除虫菊畑途中の案内板が付近がかつて島であったことを示す

 

 

下の写真の様に道幅が狭く対向車が来たら離合困難じゃけん、駐車場から歩いて行くようにしよう。

バイクや自転車は除虫菊畑までそのまま行っても問題ないじゃろうけど、花のシーズンは歩行者が多いけん超低速走行で安全運転での。
馬神除虫菊畑へと至る道中

 

 

歩き始めて1、2分で視界が開け、遠くに除虫菊畑が見えた~。
馬神除虫菊畑へと至る道中

 

瀬戸内海と除虫菊の咲き誇る景色!!

駐車場から歩く事約5分で馬神除虫菊畑に到着した。道路の下側にも上側にも除虫菊が植えられとる。
馬神除虫菊畑へ到着

 

 

ガードレールには親切にバス、フェリー、高速船の時刻表がかけられとった。

バスの便は一時間に一本と結構あるんじゃのう。
馬神除虫菊畑にあったバス、フェリー、高速船の時刻表

 

 

道路から除虫菊の花と重井西港を眺めとると小さなフェリーが入ってきた。
馬神除虫菊畑と重井西港の眺め

 

 

沖を航行する船と除虫菊。
馬神除虫菊畑と瀬戸内海を航行する船

 

 

花畑へ降り、満開の花に近づいてみる。除虫菊ってあんまり花の匂いはせんのう。俺の鼻の効きが悪い??除虫菊

除虫菊と青空

 

 

さっき入ってきたフェリーが次の港へと出港していった。
馬神除虫菊畑と重井西港の眺め

除虫菊

 

 

除虫菊畑の下から全体像を見渡すとこんな感じじゃ。次は道路の上へと向かう。
馬神除虫菊畑、全体像

 

 

道路から見た除虫菊畑の上部はこの様に段々畑。花が少ないように見えるんじゃけど、上に登って見下ろすとそうでもない。
道路から見た上段の除虫菊畑

 

 

上へ登る道は狭いし段差があるけんゆっくりと慎重に登ろう。
除虫菊畑の歩道

 

 

除虫菊畑の最上部までやってきた。ちょっとした展望スペースがありゆっくりと景色を眺める事ができる。

この場所は夕方ぐらいになると、夜景を撮ろうとするカメラマンでぎっしりになる。
馬神除虫菊畑の最上部

 

 

高速船と除虫菊。
馬神除虫菊畑から瀬戸内海を望む

馬神除虫菊畑から瀬戸内海を望む

 

 

日中は観光客がひっきりなしにやってくるんじゃけど、そこまで人は多くないけんのんびりと花を楽しむ事ができる。
除虫菊に埋もれる観光客

 

 

おおっと、そこそこ大きいフェリーも重井西港には入ってくるんじゃのう。
除虫菊とフェリー

除虫菊とフェリー

 

 

さっき入ってきたフェリーが出港した。かなり長い時間ここにおったのう。ええ眺めじゃ~。
馬神除虫菊畑から瀬戸内海を望む

 

 

オバアチャンが犬を連れて散歩?買い物?除虫菊畑から島民の生活を垣間見る。
除虫菊とオバアチャンと犬

 

 

風がピタリと止み、波が無くなると海は鏡の様じゃ。フェリーが綺麗に海に写っとるのう。
凪の瀬戸内海でフェリーのリフレクション

 

 

実は夕方に来て夜景撮影にもチャレンジしたんじゃけど、かなり難しくまともな写真がほとんど撮れんかった。

月と除虫菊。
除虫菊と月

 

 

高速船の光の筋が綺麗なんじゃけど、う~ん・・・。やはり上手い人が撮るような写真とは程遠い。また来年じゃのう。
馬神除虫菊畑からの夜景

 

除虫菊

除虫菊は、今から15世紀前、ペルシャ地方で発見され、明治初期日本へ伝わり、殺虫剤や蚊取り線香の原料として栽培が始まった。

昭和初期に、広島県は全国的な主産地として、中でも当地重井町は日本一の拠点栽培地を誇り、山野を白一色のジュータンで敷き詰め満開時の5月には壮大なパノラマを映したもので、あまねく旅情を誘い、ロマンの島とうたわれたが、時は移りその風景は見られず「幻の花」とも言う。

この先人の偉業を伝承するため保存と観光に栽培を昭和56年から継続している。

因島観光協会の立て看板より

 

除虫菊はシロバナムシヨケギクの別名でキク科の多年草なんじゃけど、花を咲かせるには早くても丸一年はかかる。

白滝フラワーラインの除虫菊畑

因島大橋と除虫菊を同時に見れるスポットが白滝フラワーラインにあるけんそっちにも行ってみた。

場所はここら。

 

がっ、ここは標高が高いせいか花の開花状況が遅かった。とりあえず写真は載せとこう。

 

 

白滝山の方から山道を因島大橋方面へ向かうと除虫菊畑に到着。入口には猪除けの鉄の網が。
因島、白滝フラワーラインの除虫菊畑

 

 

入口は簡単に開けれるようになっとるけん、扉を開けて中に入る。(出るときは忘れんように閉める事)

除虫菊は・・・。この写真の通り規模はかなり小さい。
因島、白滝フラワーラインの除虫菊畑

 

 

畑の規模は小さいんじゃけど、因島大橋と除虫菊を両方拝めるけん中々の良い景色じゃ。花が満開じゃったら印象がまた違うじゃろうの~。
因島、白滝フラワーラインの除虫菊畑、因島大橋と共に

 

 

満開じゃったら・・・。
因島、白滝フラワーラインの除虫菊畑、因島大橋と共にの除虫菊畑

 

 

因島大橋だけでも中々の眺め。
因島、白滝フラワーラインの除虫菊畑、因島大橋と共に

最後に

因島に除虫菊を見に行くなら「馬神除虫菊畑」がお勧めじゃ。

白い除虫菊の花と瀬戸内海、そして行きかう船の景色はのんびりと心が落ち着くええ景色じゃ。ただし、夜景撮影は想像以上に人が多かったけん、運が悪かったら場所が確保できんかもしれんけん遠方からくる場合は早めに現地入りして場所を確保しといたほうがええかもしれんのう。

まあ、俺が行った時がたまたま人が多かったんかもしれんが。

 

それと、規模は小さいんじゃけど「白滝フラワーライン除虫菊畑」も因島大橋がよう見えるけん眺めはえぞ。ここは開花時期が遅いけんタイミングをずらさんといかんようじゃけどの。

因島にせっかく来たら少し歩かんといかんけど、白滝山も眺めがええけん登ってみよう。白滝山の五百羅漢は一度は見た方がええぞ!

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