身近にシビアコンディションの車!エンジン内部が・・・

自分の車は年式も古いし走行距離も、もうすぐ17万kmでかなりボロいけん何時壊れてもおかしくない。
じゃけん、各部のチェックはたまにしとる。まあ、オイル&フルード&冷却水の漏れ、電圧、下に潜ってガタが無いかくらいの確認じゃ。

先日、実家に帰った時に親に「なんか軽トラのオイルが漏れとるみたいじゃけんちょっと見てくれ」と言われたけん下に潜ってみるとオイルパンのドレンボルトからエンジンオイルが漏れとった。

この時点では、まさかあんな事になっとるとは思いもせんかったわい・・・

 

農道のポルシェ

ウチ親の軽トラは「農道のポルシェ」とか「畑の911」と言われとるスバルのサンバーじゃ。

リヤエンジンのリヤ駆動のRR。しかもエンジンは4気筒じゃけん他の軽トラと比べてスムーズに回る。この軽トラに初めて乗った時、滑らかに回るエンジンにそりゃー驚いた。

現在7万Km走っとる親のサンバーは今でもエンジンは滑らかに回る。明らかに今まで乗っとった軽トラとは違い振動も少ないし、とても静か。

 

 

とりあえずオイルが漏れとる箇所を確認

軽トラの下に潜って確認してみるとドレンボルトからエンジンオイルかしたたるのが確認できた。

漏れたエンジンオイルでベトベトになったオイルパンを綺麗にしてドレンボルトをもう一回良く見てみると、なんかドレンボルトのフランジが妙な形になっとる。

多分、エンジンオイルを交換した人間がボルトを強く締めすぎて、ドレンボルトのフランジが曲がってしもうてドレンワッシャーをしっかりと圧着することができず、そのせいでエンジンオイルが漏れとるようじゃった。

したたるエンジンオイル

したたるエンジンオイル

 

 

エンジンオイル残量を確認

で、疑惑の作業をされたのがいつか?親に聞いてみると、エンジンオイルを交換したのは2か月前の車検の時じゃという。

まあ、証拠があるわけじゃないけん、その時にこうなったかどうかは断定できん。車の腹を何かにぶつけたという可能性も無い事はないが、ドレンボルトよりも低いオイルパンの底には何もぶつかった痕跡はない。

さて、二ヶ月間漏れ続けとった可能性の高いエンジンオイルの残量が気になる!!

まだ、非常ランプが点灯してない言う事はある程度はエンジンオイルが残っとるはずじゃ。恐る恐るオイルレベルゲージを確認してみると・・・・

「おお、先っちょにチョコっとオイルが付いとる!!」

と言う事で”エンジンオイルが無くて直ぐに焼きつく”という事が無いと解って一安心。次の日に直ぐにドレンボルトを交換してもらいに整備工場に行くと言うのでオイルも継ぎ足さんでも大丈夫じゃろうと判断した。

 

 

オイルフィラーキャップを外してビックリ!

その後は別に何もする必要は無かったんじゃけど、興味本位で、一年に一回しかオイル交換せんと言うウチのサンバーのエンジンの汚れ具合を見ようとオイルフィラーキャップを外してみた所・・・

「うげっーーーーーーーー!!」

DSC_0978

 

うわーっ!なんじゃこりゃ~!こんなん初めて見たぞ!!
オイルが乳化してエマルジョンじゃんか・・・
こう言うの写真でしか見た事がなかったんじゃけど、シビアコンディションじゃったらホンマにこんなんなるんじゃのう。

 

シビアコンディションとは
悪路(凸凹路、砂利道、雪道、未舗装路など)

(条件の目安)走行距離の30%以上が次の条件に該当する場合 運転者が体に衝撃(突き上げ感)を感じる荒れた路面 石を跳ね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする機会の多い路面 ほこりの多い路面

走行距離大

自家用乗用車……年間走行距離20,000Km以上の場合

山道・登降坂路

(条件の目安)走行距離の30%以上が次の条件に該当する場合 登り下りの走行が多く、ブレーキの使用回数が多い場合

短距離走行の繰り返し

(条件の目安)走行距離の30%以上が次の条件に該当する場合 1回の走行距離が8Km以下の場合

高地走行が多い

(条件の目安)走行距離の30%が次の条件に該当する場合 高度2000m以上の高地の走行が多い場合

ウィキペディアより「シビアコンディション」参照

 

オイルフィラーキャップを外したエンジンの内部はと言うと・・・・
DSC_0977

 

グオォォォ・・・黒いお焦げのような物がエンジン内部にもこびり付いとる・・・
エンジン内部がこんな状態でも全く問題無く回るサンバーのエンジンは流石というか、よく耐えたのう。
可哀想過ぎる。

 

 

ウチの軽トラの使用環境

ウチの軽トラは確実にシビアコンディションで使用されとる。
サンバーを運転する道は山道で埃が多く、家から畑までは約3Kmしかない。一度に車を運転する距離がたった3Kmしかないのが一番、車(エンジンオイル)に負担がかかっとんじゃろう。

エンジンが少し暖まって温度差で結露が発生し、それを飛ばしてしまう程エンジン温度(油温)が上昇する前にエンジンストップの繰り返しで相当な量の水分がエンジン内部に発生したと思われる。

それに加えて、高品質でない(多分、低品質)エンジンオイルを長期間使用(オイル交換は年一回のみ)する事によって、エンジンオイルが劣化して余計に乳化しやすくなっとったんじゃろうの。

 

 

最後に

いや~、しかし自分の身内の車がこんな事になっとるとは驚いた。
オイルの乳化やエンジン内部のスラッジの堆積なんかは写真でしか見た事が無かったけん、そんな車なんか滅多にあるわけがないと思うとったけんのう。まさか自分の親の車がそれに該当しとるとは・・・

乳化して白い部分はゲル状で比較的簡単に除去する事ができたんじゃけど、黒いスラッジのほうはガチガチで簡単にはとる事ができそうになかった。とてもじゃないが、今後、エンジンオイルを頻繁に交換したからと言ってもスラッジの除去は難しいじゃろう。洗浄剤とか、フラッシング専用オイルとかもあるんじゃけど、そんなん使っても絶対に落ちそうにない。

このスラッジがたまに剥がれてエンジンオイルと一緒にオイルの経路を巡回しとるかと思うと恐ろしい。いつ目詰まりを起こして潤滑不良になってしまうんか・・・考えたくない・・・
オイルエレメントも内部にスラッジをかなり蓄えとるんじゃろうのう。

ウチのサンバーみたいに取り返しがつかん状態になる前に、エンジンオイルをこまめに換えるか、たまにはエンジンの温度が水分を飛ばせるぐらいに上昇するまで長距離(長時間)走るかした方がええで。

こんなエンジンコンディションでも問題無く走るサンバーは凄い。

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