『明神滝』本多田集落の奥にひっそりと流れる名瀑(佐伯区湯来町)

明神滝下

国道488号線を通り、佐伯区湯来町の本多田集落のその奥にひっそりと流れる名瀑、それが”明神滝(みょうじんだき)”じゃ。

湯来町の滝をまとめた「湯来滝めぐり」によると、この滝の上流にはその昔、郷ノ実(こうのみ)という里があり、そこに厳島明神様が滞在されたことから滝の名を明神滝と呼ぶようになったと記されとる。

明神滝は上の滝、中の滝、下の滝と3つの滝があるんじゃけど、根性がないけん今回は楽に行ける上の滝、下の滝のみ見てきた。

滝を見るには「林道大畑郷ノ実線」という林道を進む必要があるんじゃけど、道が狭く林業の作業車も通るけん軽自動車かバイクで行く方がええじゃろう。

道が悪いけん一般の人は行くのはやめといた方がええぞ。

明神滝へのアクセス

明神滝下(広島市佐伯区湯来町大字多田)

 

明神滝上(広島市佐伯区湯来町大字多田)

 

 

湯来温泉を通り過ぎて国道488号線を吉和方面へ進むとやがて本多田集落までたどり着く。

Y字路を真っすぐ行くと国道488号線の東山バイパスで”カカシの里”がある。これを右に曲がって旧488号線を進む。
明神滝への道のり

 

 

約200m進んだところで県道293号線と国道488号線のY字路の分岐。再度、右側の国道488号線を進む。ちなみに運転が苦手な人はココから先に進むのは困難じゃけんの。ここから酷道488号線の始まりじゃ。
明神滝への道のり

 

 

スッキリと晴れ渡った日でもこの暗さ。上の写真の分岐から30秒後には既にこの状態じゃ。それが酷道488号線。

これより先は東山渓谷と呼ばれる最高の渓谷美が”もみのき森林公園”まで続いとる。ただし、道はかなり狭い。
明神滝への道のり

 

 

県道293号線と国道488号線の分岐から約500m進んだ所で現れた分岐が「大畑林道郷ノ実線」の入口じゃ。この林道の奥に明神滝がある。

林道の入口付近には「通行禁止」と「通行にご注意ください」の二つの看板があったんじゃけど、「通行にご注意ください」の看板の方が新しかったけん、注意して通ればええと判断した。(どっちが正しいんか誰か知っとる人がおったら教えてくれ)
明神滝への道のり

 

 

明神滝下

先ずは一番下流にある”明神滝下”を目指す。

「大畑林道郷ノ実線」も植樹された杉林の中を走るけん薄暗い。
明神滝下への道のり

 

 

林道を約450m上るとコンクリート製の橋がかかっとるんじゃけど、この橋を渡ったすぐ(下の写真の赤矢印のヵ所)が明神滝下の入口じゃ。

ここから脇道を川沿いに歩いて登る。
明神滝下への入口

 

 

入口付近の岩の上には、朽ち果ててしまった「明神滝下」とかつて書かれとった木製の標識があった。かろうじて「下」という字だけは読むことができる。
明神滝下への入口の標識

 

 

いざ、「明神滝下」を目指して出発!

夏じゃけん入口付近には草が多い茂って踏み跡がわからんようになっとるんじゃけど、2,3m進むとすぐに踏み跡を発見できた。

まあ、川沿いに上るだけじゃけん滝までは必ず迷わずに行けるじゃろう。

蛇がおらんか怖かったんじゃけど、道中は運よく一匹も出てこんかった。
明神滝下への入口

 

 

川沿いに続くかすかな踏み跡を辿って川の上流を目指す。上流に向かって常に川の左側を歩く。
明神滝下への道のり

 

 

途中で見上げるとこんな感じじゃ。

滝に行ったのは朝の9時位。谷が深いせいで樹木の上の方に日は当たっとるんじゃけど、渓谷内までは光が届かず辺りは薄暗い。
明神滝下への道のり

 

 

入口から約80m川を遡ると「明神滝下」が見えてくる。ここまで時間にして5分かからんぐらいかの。
明神滝下への道のり

 

 

「明神滝下」に到着!!

滝の中央にかかった巨木がじゃまか??いや、これはこれで味があるじゃろう。
明神滝下

明神滝下

明神滝下

明神滝下

明神滝下

正面から見ると滝は下にむかって広がりながら流れ落ちとる。個人的には好きな滝の形じゃのう。

樹木や苔などの深い緑に囲まれた「明神滝下」は絶景の一言。

滝に横たわる木は、あと何年滝に抱かれて過ごすんじゃろうかのう。

写真は全てシャッタースピード優先(1/10秒)で手持ち撮影。今度来るときは三脚をもってこよう。失敗写真が多すぎた。

 

 

明神滝下から、今歩いて上ってきた下流を眺める。そろそろ上の滝を目指すとするか。
明神滝下

 

明神滝上

明神滝下の入口から林道を更に700m程上ると右手に明神滝上が見えてくる。下の写真の右側の白いのが明神滝上じゃ。

ここまで来ると上りすぎ。滝へと向かうルートは林道を少し(20mくらいか?)下った所じゃ。

車で来たなら明神滝を一旦通り過ぎて林道を進むと上の方に路肩が少し広くなっとる場所があるけんそこに車を止める事ができる。
明神滝上への道のり

 

 

林道を少し下がった所に、いかにもここを下って行くんじゃろうなという感じの踏み跡があるけん、そこから明神滝上へと向かう。
明神滝上への道のり

 

 

林道の脇から踏み跡を20m程下るとあっという間に「明神滝上」に到着!!

滝の目の前には大きな岩壁がそびえ立っている。岩と緑と滝の空間がこれまたなんとも素晴らしい。

「明神滝上」も下の滝同様に流れ落ちる水が下に行くほどに広がる良い形の滝じゃのう。
明神滝上

明神滝上

明神滝上

「明神滝上」は上、中、下の3つの滝の中で最も楽に滝の目の前まで行くことができる。

 

 

「明神滝上」の直ぐ下は「明神滝中」の落ち口じゃ。「明神滝中」を上から見下ろしたのが下の写真。

「明神滝中」の滝正面に降りるのは骨が折れそうじゃけん、涼しくなってから再チャレンジすることにした。
明神滝中の落ち口

 

最後に

はっきり言うて無名な明神滝なんじゃけど、なかなかの名瀑じゃ。

湯来町は狭い範囲に様々な素晴らしい滝が存在するまさに滝の町。滝までの道を少し整備してやれば滝行脚する人が多少は増えるかも?

滝に興味がある人は、湯来町の滝についてまとめた「湯来たきめぐり」を是非一度読んでみるとええじゃろう。

 

 

webで広島県の滝の情報収集する時にいつも参考にさせてもろうとるサイトも紹介しとこう。「この滝に行ってみるか」と思い調べてみると必ずと言ってええ程これらのサイトの記事がヒットする。先人が滝の記録を公開してくれている事に感謝!!ブチ参考になる。

 

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