
『音戸の瀬戸公園』は呉市の南に突き出た半島の先端稜線部分にある公園で、音戸の瀬戸、音戸大橋、倉橋島を見渡すことができる眺めのええ公園じゃ。
公園内にはなんと約8300本もの赤や白のツツジが植えられとるんじゃけど、特に呉市と倉橋島を結ぶ音戸大橋のパーキング周辺は木の数が多く、花の咲く時期には毎年多くの観光客が訪れる。
有名な”音戸の瀬戸”のツツジを見るには渋滞の覚悟が必要じゃ~。
音戸大橋へのアクセスや駐車場
広島県呉市警固屋8-9
音戸大橋のツツジを見るにはグリル音戸大橋やトイレのある場所のパーキングに車を止めようとする人が多く渋滞が起こる。
実はこの場所のすぐ上にもパーキングがあるけんそちらに車を止める方が止めやすい。
下のマップの「P」に赤丸しとる2か所はツツジの見れる場所からも近いけんお勧めの駐車場じゃ。
この二つが満車の場合は少し離れた青丸しとる「P」の駐車場かの。こちらは満車になることはまずないじゃろう。いきなり行くと駐車場の位置がわかりにくいけんGoogleマップのストリートビューであらかじめ確認しておくと安心じゃ。
音戸の瀬戸公園全体マップはコチラ。
人が多そうな時間帯には、警固屋音戸バイパスを通り、第二音戸大橋東交差点の信号を曲がって山側から音戸大橋に行くと渋滞を避けられるぞ。
音戸大橋と満開のツツジを望む!!
駐車場に車を止め、音戸大橋の見える場所まで来るとこの景色!!ツツジが満開じゃ!
ヒラドツツジの花が音戸の瀬戸の景色をより引き立てとる。音戸大橋の倉橋島側のグルグルと回転しとる道路も特徴的でええの~。
この音戸の瀬戸は、最も細い部分では約80mと非常に狭い海峡なんじゃけど、平清盛が沈む太陽を扇をあおいで再び昇らせて一日で開削してしまったという「日招き伝説」が有名じゃ。
下の方へ降りていくと、パーキングに入る為に順番待ちしとる車がズラリ。
素晴らしい景色じゃのう。ツツジの中を車が次々と上ってくる。
左側の橋は音戸大橋。右側にチラリと見えとるのは後から出来た第二音戸大橋じゃ。
最高の天気にツツジが映えるのう。ちと暑いぐらいじゃった。
階段から上にのぼり、観光ハウスの前にも行ってみることにした。
上に行く途中で道路を見るとやはりパーキングに入る車の渋滞の列が・・・。
観光ハウスのある所まで登るとこの景色!!暑くて喉がカラカラじゃけどええ景色が見れたのう。
来年はここの夜景を撮りに来たいと思う。
音戸大橋
平清盛が厳島神社への参拝のために開削したとされる音戸の瀬戸は、その潮流の激しさと海峡の狭さにもかかわらず、瀬戸内海の重要な航路となっています。
音戸大橋は、この瀬戸を挟む呉市と倉橋島の交通需要の増大に伴い、総工費3億6200万円の架橋工事により、昭和36年(1961年)12月3日に開通しました。
倉橋島側の用地の狭さと、1000トン級の大型船舶の航行という二つの条件を克服するため、呉市側をループ式道路、倉橋島側を螺旋型高架橋という世界的にも珍しい橋となっています。
建設当初は有料道路でしたが、交通量の増大により、予想以上のペースで建設費び償還が終了し、昭和49年(1974年)に無料化されました。
また、さらなる交通の増大による慢性的な渋滞に対応するため、「警固屋音戸バイパス」が建設されることになりました。平成25年(2013年)完成の全長492mの第2の真紅のアーチ橋は、美しい瀬戸の景観をさらに引き立ててくれています。
呉市、案内板より
2019年追記、平成最後の歳に念願の音戸大橋とツツジの夜景を見に行ってきた!
念願の夜景を見に行ってきたぞ!
日没直後に現地についてパーキングに入ろうとするとカメラマンの壁ができとって驚いたの~。
音戸大橋とツツジの夜景も素晴らしかったわい。
写真は明るく修正しとるけん肉眼で見るともっと暗いけんの。肉眼で見るなら日没直後までがええと思う。まあ、写真撮る為に行くなら真っ暗になってからでも十分楽しめるぞ。
とりあえず3枚。
一枚目のみ魚眼レンズで撮影しとるけんの。ド定番の構図じゃけど音戸大橋のパーキングから見える風景は魚眼レンズがベストマッチじゃ~。
第二音戸大橋、ひまねきテラス”ちりめん食堂”でお昼ご飯
続いて第二音戸大橋に移動~。倉橋島に渡ったすぐのパーキングエリアにある、ひまねきテラス”ちりめん食堂”で昼ご飯じゃ。
うどんとちりめん丼のセットを注文したんじゃけど、うどんは単品じゃと350円とリーズナブル。ちりめん丼は下のご飯が見えんぐらいの大量!!
味はと言うと・・・。この時は残念ながら酷い鼻炎で鼻が詰まっとったけんよくわからんかった。花粉のせいかそれとも黄砂?PM2.5??
ひまねきテラスには二階席もあり、景色を見ながらのんびりご飯を食べて過ごすこともできるけんの。
大きな工場は日新製鋼。
沖に停泊した自衛隊の船。呉じゃの~。
ひまねきテラスにある坪井広場横断歩道橋は通称「第三音戸大橋」とも呼ばれ、この歩道橋の上からは音戸の瀬戸を見渡すことができる。
ちなみに第三音戸大橋のアーチ構造は強度には関係なく装飾らしいんじゃけど、統一感があってええと思う。
第三音戸大橋の上から音戸の瀬戸をしばらく眺めとると、そこそこ大きな船が頻繁に通っとた。
大きな船が頻繁に通るけん、音戸の瀬戸の渡し船は大変そうじゃ~。
ここから見ても音戸大橋のツツジが綺麗じゃの~。
音戸の瀬戸公園、高烏台展望台へ
昼ご飯を食べた後は音戸の瀬戸公園の上部、高烏台展望台へ平清盛公に会いに行ってきた。
ええ眺めじゃの~。
ここには平清盛が扇で太陽をあおいでいる銅像が建てられとる。夕日の沈むころ来るのがベストタイミングじゃのう。
銅像の目の前からは音戸の瀬戸がよう見えるぞ。
日新製鋼もちらりと見える。
最後に
平清盛ゆかりの音戸の瀬戸。ツツジと音戸大橋の景色は非常に素晴らしかった。
実はツツジを見たついでに橋を渡った倉橋島や江田島、呉の休山や灰ヶ峰にも寄ってみようかと思うとったんじゃけど、時間も体力も両方足りずに断念。
暑さにまだ慣れとらん4月の真夏日の日差しは強烈じゃったのう。
ツツジが満開の時期は音戸大橋付近は非常に混雑するけん、早朝か夕方に行くのがええじゃろう。