”猪山展望台(いのしやまてんぼうだい)”は山県郡安芸太田町猪山にある展望台で、温井ダムのダム湖である龍姫湖と、そこに架かる瀧山峡大橋を眼下に見下ろすことができる絶好の展望スポットじゃ。紅葉の時期も美しいぞ。
国道186号線を通り、芸北や島根県の浜田市に行く際には道路上に看板が出とるけん、目にしとる人も多いハズ。
とは言え、あまり有名ではないけん看板が視界に入ったとしても気にせず通り過ぎてしまう人がほとんどじゃろうけどの。
国道186号線から猪山展望台まではたったの600m。車やバイクなら数分で行くことができる距離じゃけん、付近を通るならついでに寄ってみるとええじゃろう。
猪山展望台へのアクセス
広島県山県郡安芸太田町猪山
国道186号線を加計方面から芸北方面へ向かい、温井ダムを横目に見ながらトンネルを5本くぐると「猪山展望台0.6km」の看板が出とるけん、これを右折する。
ボケーっと車を運転しとったら確実に見落として通り過ぎてしまうけん注意が必要じゃ。
150mほど進むとすぐに分岐があり、これをまた右折。ここの看板は小さくて見えにくい。
一本道を約450m進むと石垣のある小高い丘の様な物が現れる。これが猪山展望台じゃ。
ハッキリとした駐車場は用意されとらんのじゃけど、展望台の下には広いスペースがあるけん数台の車は十分に駐車可能。
展望台の入口付近には控えめに小さな看板があるんじゃけど、ここから既に龍姫湖と瀧山峡大橋を見渡すことができる。
猪山展望台の景色ええけん、温井ダム観光に来るならついでにココにも寄ろう!
看板のすぐそばの階段から展望台に上るんじゃけど、目の前に見えとる小高い丘が猪山展望台じゃけん、歩いて上がる距離はほんの少しじゃ。
階段を少し上がって折り返すともう目の前は頂上。
猪山展望台頂上に到着。
平坦な地面は広さも十分あるけん、ここにレジャーシートを引いて弁当食べてもええかもしれんのう。ただし、日影は全くないけん暑い日は厳しいがの。
で、これが温井ダム方面の景色じゃ!龍姫湖と瀧山峡大橋が絵になるのう。
車が走っとる時に瀧山峡大橋をアップで写真撮ると、橋の大きさがよくわかる。
「こんな大きい橋をよう造ったもんじゃ。人間凄いのう。」という気分になるぞ。
温井ダムの方をアップにしてみると、ダム自体は見えにくいんじゃけど、温井ダム管理所はハッキリと見える。
芸北方面を望むと遠くの山々、それとさっき右折した国道186号線の場所が見える。
右折した看板があった場所のアップ。
いや~、遠くまで見渡せて最高の景色じゃのう。オモチャのように小さい車が橋を渡っていくのをボーっと眺めとるとあっという間に時間が過ぎていった。
猪山展望台からの紅葉の絶景(2018年11月:追記)
紅葉の時期に猪山展望台へ再訪したけん写真をアップしておく。
目の前には素晴らしい景色が広がっとったぞ~。
車を止めて階段を数m上がるとこの景色!!展望台まで上がらんでもこの景色じゃけんの~。
じゃけど、すぐそこじゃけん上まで行ってみよう。
これが展望台からの眺めじゃ~。
時折橋の上を通る車がスケール感を実感させてくれる。(車が通っとる時の写真に撮るの忘れた)
普段は誰もおらんのじゃけど、紅葉が素晴らしい時期ということで人が絶えることなくやってくる。(とはいえ他の場所と比べるとそんなに人は多くはない)
温井ダム管理所が遠くに見える。ああ、絶景じゃのう~。
温井ダムと反対側の芸北方面に目をやるとこの景色。やはり絶景じゃ~。
展望台の上におる人の影が映っとるの~。
秋の猪山展望台最高じゃないか~。
夕方(15~16時頃)行ったんじゃけど実は温井ダム方面(瀬戸内海方面)は逆光じゃけん肉眼では紅葉した絶景が見えるんじゃけど、写真に写すのは非常に困難じゃた。
逆に芸北方面(日本海方面)は順光で写真でも美しい景色を撮る事が簡単じゃったぞ。
展望台から温井ダム方面の写真を撮ろうと思うとる人は太陽の位置を考えて行く時間を決めた方がええかもしれんのう。景色を見に行くだけならいつ行っても大丈夫じゃけんの。
最後に
温井ダムに観光に行く人は多いんじゃけど、猪山展望台に行く人はほとんどおらん。
簡単に行ける割には眺めもええけん、お勧めの展望スポットなんじゃけどのう。近くを通る人はここに是非寄ってみてくれ。
温井ダムに行くなら紅葉の時期が特に素晴らしいぞ。
ちなみに瀧山峡大橋の上を芸北方面に向かって眺めると猪山展望台が見える。(下の写真)
じゃけど、まさかあそこが展望台になっとって、ええ景色が見えるとは橋の上から眺めただけじゃ絶対に誰も気がつかんじゃろうの。