2015年3月から少しづつ運用が開始された広島公共交通ナビ「くるけん」のBUSit。
バス停にあるNFCタグにスマホをかざせば、バスの到着時間や今から来るバスがどの辺りまで来ているかが確認できるサービスじゃ。
このBUSitはスマホのアプリではなく、ブラウザ(インタネットエクスプローラーとかの事)を使いwebサイトでバスの運行情報を確認するという手法をとっとるけん、NFC非対応のスマホやタブレットでも利用することができる。もちろん、パソコンからでもwebサイトにアクセスしたら利用可能じゃ。
BUSit 導入後のバス停の様子
広島市中心部では最近あちこちのバス停に液晶モニターが取り付けられて今から来るバスの情報が表示されるようになった。バスが遅れている場合は何分の遅れか目安の時間が表示されるけん便利。
天候や交通事情によってバスが遅れたりした時にこの情報を見て、「時間があるけんちょとコンビニに」とか、「時間がないけんタクシーに乗る」とかの判断をすることができるようになった。
この液晶モニターがあるバス停じゃったらわざわざスマホでBUSitを見て確認する必要もないじゃろうけどの。
液晶モニターが設置されとらん所はBUSitの出番じゃ!(モニターあるバス停じゃけどかざしてみたで)
NFCタグがバス停に貼りつけられとるけん、これにスマホをかざすかQRコードをカメラで読み込むかすればBUSitを利用することができる。
BUSitを使ってみた
スマホのNFC機能をONにした状態でスマホをかざしてみる。
すると、「ブラウザで開く」か「カードリーダーとして読み込む」かを選択する画面になったけん、「ブラウザで開く」を選択。
すると・・・・
ドーン!出たでBUSit!!
画面をスクロールすると、今からこのバス停にやってくるバスの情報がズラズラズラ~っと表示される。
自分の目的地をBUSitに入力してやれば、そこに向かうバスのみの表示に切り替わり非常に分かりやすい。
普段、バスに乗らん人とか、いつもと違うバスに乗る時なんかはBUSitを使うたら、どこの乗り場の何時発のどこ行きに乗ればえんか一目瞭然じゃけんブチ役に立つんじゃないかの?
そうそう、バス会社でもフィルタリングが可能じゃ。
よく利用するバス停をBUSit内の「★お気に入り」に登録しておけば、そのバス停を通るバスの運行状況を直ぐに調べる事ができる。この機能を使うなら、BUSitをブラウザのお気に入りに登録しておけばいつでもそのバス停の運行情報を即座に調べる事ができる。
仕事が終わって今からバス停に向かう前に確認したりとか、県外から来た人にどのバスにいつ乗ればよいかのアドバイスもできるのう。
それと、どうやらバスにGPSがついとるみたいで、なんとっ!!今から来るバスがどの辺りまで来とるかの確認も出来てしまう。
技術の進歩を感じるよのう。
多言語対応との事じゃけど、今のところは英語のみ対応しとる。
試しに英語表記にしてみたんじゃけど、バスの行先がなんと日本語のまま・・・う~ん、これは何とかならんのじゃろうか。
おしい・・・
最後に
バスが何分後にバス停につくとか、何分遅れとか、どこまでバスが来とるとか、どのバスに乗ればええとか、そんな事が解ってしまうBUSitはホンマにありがたいサービスじゃのう。
スマホやPCがある環境じゃったらどこでも確認できるけん、自宅にいながら知人にバスの乗り方のアドバイスもできる。
バス停でたまに知らん人に聞かれるんじゃけど「○○へ行くにはどこのバス停から、どこ行きに乗ればえんかのう?」という質問されても、自分が普段乗っとる路線以外はさっぱり解らんけん、「すまんが解らんわい」と答える事がほとんどじゃったんじゃけど、これからはそういう時にBUSitで調べて教えてあげる事ができるようになるかもしれんのう。
スマホが無い人でもパソコンのブラウザで見る事ができるけん、出勤前にバスの到着時間を確認してから家を出たり、仕事終わって帰る直前にパソコン落とす前にちょっと確認してから会社を出たりすることも可能じゃけん便利。
パソコンで見るときはBUSitのHPをお気に入りに登録しとくとええじゃろう。
こういう新しい試みが実用化されていくのを見とったら、「車の自動運転ももうすぐなんじゃろうの」とあんまり関係ないけど考えてしもうた。これまた関係ないが、なんぼ便利になる言うても人体にマイクロチップを埋め込むいうのだけは勘弁じゃのう。話が飛躍しすぎた。さて寝るかのう。