広島県の日本庭園と言えば まず思浮かぶのが『縮景園』!
四季折々の表情が楽しめる縮景園には年に何度も訪れとるんじゃけど、紅葉が見頃を迎えた12月上旬の昼間に縮景園に行ってきたぞ。(実は紅葉は今までライトアップしか見に行ったことがなかった)
国の名勝に指定されとる「縮景園」は県内の他の紅葉の名所よりも色付きのピークが少し遅めで11月下旬から12月上旬にかけてが例年見頃となるけん、「紅葉見に行くの忘れとった!」という人にもありがたい場所じゃ。
縮景園へのアクセス
広島県広島市中区上幟町2−11
[縮景園ホームページ]
http://shukkeien.jp/
[通常時の開園時間]
- 4月1日~9月30日〓9時~18時
- 10月1日~3月31日〓9時~17時
[休園日]
[入園料]
- 一般〓260円
- 高・大学生〓150円
- 小・中学生〓100円
(各種割引は縮景園のHP参照)
[駐車場]
(縮景園の入口の目の前に専用駐車場有。二輪は無料。)
- 乗用車〓1時間まで310円、以降30分毎に160円加算
- バス〓1時間まで620円、以降30分毎に310円加算
(乗用車は県立美術館の駐車場も利用可。付近にコインパーキングも多数あり。)
国の名勝『縮景園』色彩豊かな日本庭園の紅葉!
朝の10時過ぎに訪れた縮景園。
専用駐車場はたまたま一台空きがあった。グッドタイミングじゃったの~。
園の正門である冠木門(かぶきもん)をくぐり右手の受付へ。10名ほどの列になっとったんじゃけど、俺が並んどる間にも後から次々と観光客がやってきた。
外国からの観光客もかなり多かったの~。
モミジの木は園の西側が最も密集して植えられとるんじゃけど、他の場所にもモミジの木は点在しとるけんメインは最後にとっておこうという事で先ずは反時計回りに東側から散策することにした。
「悠々亭」の方へ向かって歩いとると木々の間から真っ赤に紅葉したモミジが見えた。
立ち止まり眺める人、写真を撮る人様々。
右手にソテツの”こも巻き”発見。
”こも巻き”は本来は松の害虫駆除の為に木の幹の一部にワラを巻く(冬の間、虫をワラに集めて春に”こも”を取り外して焼く)んじゃけど、ソテツは木全体がワラでグルグル巻きじゃ~。
ソテツはどうやら防寒の為に巻かれとるらしい。
水面に映る姿が美しい「悠々亭」。
西側を望むと縮景園のシンボルと言うてもええじゃろう「跨虹橋(ここうきょう)」。そしてその奥にはモミジ林が真っ赤に紅葉して綺麗に色付いとるじゃろ。
縮景園にはそこまで多くのモミジは植えられとらんのじゃけど、それでも日本庭園の調和が素晴らしく「また来年も来たい」と思うた。
縮景園の東側にある小高い丘、迎暉峰(げいきほう)から西方向の眺め。
迎暉峰から東側向かって下ると数の少ない控えめなモミジ林があるんじゃけど、紅葉のピークで最高に美しかったの~。
カラスが「カァーカァー」少しうるさかった。
さっきまでおった「迎暉峰」の上では観光客が絶え間なく写真を撮っとったのう。下の写真の方もスマホで何枚も写真を撮っとるようじゃったのう。
紅葉を堪能してから少し来た道を戻って「悠々亭」に。靴を脱いで上がりゆっくりと池を眺めた。
これは「跨虹橋」付近から西側の「超然居」方面を眺めた様子。
ご覧の様に観光客がかなり多かった~。
青空、緑の木々、真っ赤な紅葉と高層マンション。色とりどりの世界~。
縮景園は夜間開園でライトアップされると別世界の様に幻想的になるけん夜来るのもおススメじゃ。
ぐるっと回ってやっとこさ西側のモミジ林を目指す。
この時期ならではの設備が鎮座しとった。夜間特別開園のライトアップ用の照明はかなりしっかりした配置じゃのう~。照明のプロが設置したんじゃろうか。
フラフラ歩いてやっとこさ西側のモミジ林に到着じゃ。
少し離れた場所から眺めるのもえんじゃけど、紅葉したモミジの真下を通るのはホンマに綺麗で感動してしまう。
太陽に照らされて赤色、黄色、緑色が輝いとったぞ。現実は写真の何倍も美しかった。
最後に
モミジの木の数はけして多くはないんじゃけど、美しい日本庭園にバランスよく配置されとるけん数に勝る美しさがここにはあるんよの~。
紅葉がピークを迎えるのも少し遅めじゃけん、他の紅葉の名所が見頃を過ぎてしもうても縮景園ならまだ間に合うけんの。
園内には茶屋もあるし、県立美術館も隣接しとるけんあわせて行くのもええじゃろう。
それと紅葉の時期の夜間開園(ライトアップ)はほんまに幻想的じゃけん広島に住んどるなら絶対に一度は見に行くべきじゃ!
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